スバル　Ｒ２　車検 タイミングベルト交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回はスバル　Ｒ２の車検とそれに伴う作業の紹介をさせていただきます。
走行距離が１０万ｋｍを超えましたので、タイミングベルト一式の交換のご依頼も頂きました。

タイミングベルト交換と同時に、カムシャフトのオイルシール、クランクシャフトのオイルシール、ウォーターポンプ、タイミングベルトに適切な張力を与えるテンショナーも交換します。
Ｒ２は作業性が良いのでタイミングベルトだけならファンベルト交換＋αくらいの気軽さで作業できますが・・・・
上の写真の赤矢印で示したウォーターポンプにつながっているバイパスホースがオルタネーターの裏に位置しているため、ウォーターポンプを脱着するにはオルタネーターとブラケットを外さなければなりません。
オルタネーターをブラケットに固定しているボルトがスペース的に取り外せないので、エンジンマウントを一旦取り外してエンジンを傾けてやる必要があり、エンジンマウントを外すにはフロントバンパーを外す必要があります・・・・
Ａの部品を外すのにＢの部品を外さなければならず、Ｂの部品を外すには更にＣの部品を外さなければならない・・・・イライラして『ク●ッタレが！』などど毒づくのは整備士あるあるでしょうか？
とは言えＦＦ車のタイミングベルト交換とエンジンマウント＆フロントバンパー外しはセットのようなものですので大した手間ではありません。

クランクシャフトのオイルシールを取り外したところです。

クランクシール、カムシール、テンショナー、ウォーターポンプの交換が終わったので、あとは新しいタイミングベルトを取り付けて元に戻していくだけです。

圧送式のチェンジャーを使用してブレーキフルードの交換を行っているところです。当店では圧送式、バキューム式、両方の交換方式に対応しています。

今回の車検に伴い交換していただいた部品です。
タイミングベルト一式の他にエアクリーナー、ファンベルト、ブレーキパッドを交換させていただきました。

ヘッドライトのレンズの経年劣化により光度が基準値を満たさなかったり、光軸が定められている範囲内に収まらないことがあります。
こちらのお車もレンズの劣化により光度が足りませんでした。ヘッドライトＡＳＳＹを新品で買うとなると、金銭面でお客様の負担が大きくなりすぎてしまいますので、今回は程度の良い中古部品を探してご案内させていただきました。

ヘッドライトとフロントバンパーが外れていると、何の車か分からないですよね？

ヘッドライトの再検査にも無事合格し、晴れて車検終了となります。

今回は高額のお支払いとなりましたので、『もしかしたらお乗り換えかな？』とも思ったのですが、ユーザー様のご希望でキッチリ作業してまだまだ乗るという形になりました。
車検を機にお乗換えを選択されるお客様もいらっしゃいますが、当店は中古車販売店ですので、お乗換えの際も親身になって相談に乗らせていただきます。

またのご来店をお待ちしております。ありがとうございました。

当店の車検の基本料金表になります。

実際に車検にお越しいただいた際の具体的な時間の流れについては下記のリンクを

https://www.goo-net.com/pit/shop/0540511/blog/265908?prev=on

代金のお支払いについては下記のリンクをご参照ください。

https://www.goo-net.com/pit/shop/0540511/blog/266549?prev=on

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