三菱　パジェロミニ　Ｈ58Ａ　エンジン不調　オイル漏れ修理｜車検・点検・修理のグーネットピット

エンジンの調子が悪く、駐車場にオイルの漏れた跡が残っているとの事で入庫。
整備士に点検してもらうと、4気筒エンジンのうち1気筒が失火している感じとの事。
またオイル漏れはタイベルカバー内部より漏れている為、カム、クランク、オイルポンプのシール付近と思われるとの事。
お客様にその旨をお伝えして、分解作業してほしいとの事でした。
そのままお車をお預かりして、分解作業スタートです。

分解していくと、タイベルカバーのメクラからオイルが滲みでているのがわかります。

さらに分解していくと、右側カムシャフトシール（写真で見ると左側）が、
前方へずれているのが確認できます。

エンジンの調子が悪いとの事で、スパークプラグを外してみると、
プラグがだいぶ磨耗していました。
これが原因で失火してしまい、調子が悪くなっていたと思われます。

結果、エンジンの不調は、スパークプラグの劣化の為。
またオイル漏れは、カムシャフトシールの劣化によりるずれの為。
以上の結果をお客様に報告し、見積りを提示します。
今回は、スパークプラグ、タイミングベルト、ウォーターポンプ、カムシール、
クランクシール、オイルポンプシールの交換になりました。

各部品の交換後、冷却水のエア抜き作業で終了です。
エンジンルームを洗浄して、試運転。
最初と違い、エンジンも調子よく動いています。
再度リフトで車両を上げて、オイル漏れの確認します。
漏れていないことを確認して、整備主任者による完成検査を実施。
お車を洗車して、お客様に納車します。
「エンジンも調子が良くなって、まだ乗れて良かったです。」とお喜びの声を頂きました。
こちらこそご入庫、ありがとうございました。

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