WL35 BMW　3シリーズカブリオレ　オーバーヒート　ウォーターポンプ｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回のお車は私の大好きな車、BMWのE93型、3シリーズカブリオレです！

今回いつもご入庫頂いているお客様よりHELP要請がありました。
警告表示には【オーバーヒート】とのこと。。

E93型に限らずですが、BMWはオイルと水漏れが多い事で知られています。
早速診断していきましょう。

下回りを見ると、なんとも言えない気持ちになりますね。。
オイル漏れはありますが、特段漏れが激しいわけでは御座いませんし、何なら車検にも通ってしまうとか。。

さて今回の原因は大きく分けて3種類ありました。
その一つ目はラジエーター。
白い跡が残っていますね。

2つ目はこちら。
ベルト周りがギトギトしております。
持病のオイルフィルターハウジングのガスケットからの漏れになります。

オイルフィルターハウジングという名前ですが、こちら冷却水のラインもありますのでオイル漏れ＝冷却水漏れのもつながります。
私はまだ見たことがありませんが、ハウジングのオイル漏れを放置していると冷却水ラインにオイルが混入し大変なことにもなりかねないらしいです。。

さて最後の本命でございます。
【ウォーターポンプ】でございます。
「ウォーターポンプってベルト駆動なのになんで？」と思われる方もいるでしょうが、
なんとE93ではベルトではなく電動で駆動されております。
断線でもショートでも駆動を止めてしまう困りものです。

今回の一番の原因はウォーターポンプが突然死でのオーバーヒートでした。

電動ファン、ラジエーターを外せばかなり作業スペースが作れますがまだまだです。

見てくださいこのぎちぎち具合を。
このスペースにウォーターポンプ。サーモスタットが入っています。
しかも。この奥すぐそばにターボチャージャーがありまして、更にはツインターボですから熱々に熱せられた触媒が空間ごと熱しています。

正直、真夏のこの時期の作業はさすがに堪えました。

なんだかんだで作業終了です。
発注品が初期不良とのこともあり、丸3日リフトを占領しておりました。
順調にいっても丸1日は頂きたいところではあります。

ディーラーに頼めば間違いなく数十万円の作業です。
是非一度弊社へご相談くださいませ。

今回の投稿もご覧くださり誠にありがとうございます！

エンデバー株式会社では、車検整備や法定点検、一般整備や故障修理、洗車やコーティングなど幅広く承っておりますので是非ご連絡下さいませ。

※誠に勝手ながら8/12(土)～8/15(火)までお盆休暇とさせて頂きます。
　受付は8/16(水)から再開致しますので宜しくお願い致します。

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