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今回は弊社の代車であるパッソの車検整備です。
今月で車検が切れるため、継続車検の整備を行います。

まずはブレーキ鳴きです。
ゴム製の為、伸びてしまえばテンションが弱まるためベルト鳴きが発生してしまいます。

特に大きな劣化は見受けられませんが、ベルト鳴きしている以上伸びてしまっているためその状態での使用はエンジンの故障やベルトの破損に繋がり大変危険です。
時期が早い、距離を走っていない場合でも交換してください。

次はブレーキパッドのグリスアップです。
国産車だろうと外国車だろうとブレーキを使用する以上はブレーキダストが発生します。
グリスアップで塗布するグリスは、ブレーキダストで汚れているブレーキパッドには塗りにくいです。グリスアップの意味がなくなってしまいますのでダスト清掃は時間をかけてしっかり行います。

ハウジングも同様にブレーキダストが溜まっていますので清掃します。

リアはドラムブレーキですので特にダスト清掃はあまり行わないケースが多いです。
点検方法などは今度書きます。

最後はゴムのブッシュです。
ここが切れている場合は車検は不可ですので交換していきます。
この車両は亀裂で止まっていましたが、いつ切れてもおかしくないため交換します。

外す際はこのような工具を使用します。
注意するのが、テンションをかける場所が締め付けナットの場所の為ねじ山が潰れる可能性があります。
ハンマーを使用する場合もありますが、絶対にボルトやナットは叩かないようにしましょう。

ナット側は最悪はねじ山を立てれば再使用は出来なくはないですが、本体側はボール型ジョイントの為ねじ山は立てることができません。
立てられたよ？となる場合は、残念ながらボールジョイントが破損してしまっていますので交換してください。

外すのは簡単ですが、ブッシュのはめ込みはコツがいります。
変にやれば新品ブッシュが破損しますので確実な作業をしましょう。
入れ方は様々ですが、私はブッシュより少しだけ大きいソケットを使用して入れています。
他にも、マイナスドライバーで少しずつ入れるやり方。プライヤーを使用するやり方などありますので自分に合ったやり方でやってみてください。

エンデバー株式会社では、車検整備や法定点検、一般整備、故障修理、洗車、コーティングなど幅広く承っておりますので是非お問い合わせ下さい。

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