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今回はエンジンのかけ始めにベルトが鳴いてしまう症状のお車の作業をご紹介です

エンジンをかけた際にエンジンのほうから大きな音でキュルキュルと音がした経験がある方は多いと思います
ベルトの摩耗や伸び、経年劣化で固くなってしまうのがよくある原因です。
なかにはベルトが接触するプーリーの錆びが原因の場合もあります。

今回ご入庫頂いたお車はダイハツムーヴカスタムLA100Sになります。

ベルトが鳴いてしまった場合まずはベルトの張りを良くするために調整することもありますが、
今回はベルトに亀裂等は診られませんでしたが、最終交換歴が不明のため新品交換で進めさせていただきました。

それでは作業を進めていきます。

右フロントタイヤを外しカバーを外します。

次にベルトを外していきます。
手前側がエアコンベルト
奥側がオルタネーターベルトです。
手前のエアコンベルトから取り外していきます。

ちなみに調整機構のないエアコンコンプレッサーなため、
脱着には専用の特殊工具を用いるかコツをつかみプーリー、ベルトを傷つけないように作業していきます。

取り外しが終われば逆手順で新品を組み付けていきます。

ベルト自体がゴムなので最初、使っていくうちに初期伸びと言って少しベルトが伸びてしまいます。
基本的には少し強めに張って初期伸びも考慮したうえで調整しますが、たまに交換後にまた音が出たりもします。
そうした場合は張りを強めに調整（張りすぎには注意です）すれば大丈夫です。

またのご来店お待ちしております。
ありがとうございました！

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