YA5 エクシーガ　ミッション　変速ショック修理　埼玉｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回のご依頼は追突されたよなミッションの変速ショックが
あるとの事でご入庫致しました。
実際に試運転してみましたが
びっくりするほどの衝撃です。

車両データ
YA5 スバル　エクシーガ
平成20年式
67000キロ

調べてみるとリコールではなく、保証延長がディーラーから
出ています、残念ながらご入庫頂いたお車は新車から9年以上
経過しているので保証期間外でした、、、

この不具合はATコントロールバルブに付いている、
タービン回転センサーの故障によるものです。

BP・BLレガシィやフォレスターXT等、
初期の頃のスバルの5AT車に乗っている人は要注意ですよ。

現在ではセンサーだけを交換すれば修理可能ですが
当初はセンサーのみの部品設定がなく、
ATのコントロールバルブをASSY交換するしかなかったようです。
ちなみにASSY交換の場合は20万円以上の修理費用がかかります。

それでは回転センサーの交換をしていきます。

ATフルードを抜きます、その際にサンプルのATフルードも
採取します。

ATフルードを抜取りオイルパンを外します。オイルパンを外すと
バルブボディが現れます。

オイルパンや鉄粉を吸着させるマグネットは鉄粉で飽和状態です、
6万キロでもかなり汚れていますね。

ストレーナーを外し、バルブボディも取り外します。

ミッションからバルブボディを外します。

バルブボディから回転センサーを外し、新しい回転センサーを
取り付けます、新しい回転センサーにはシーリング加工がしてあり
ATFの侵入を防いでいます、古い回転センサーにはシーリング加工
はしてありません。ATFの侵入が故障の原因でしょう。

ミッションにバルブボディを組み付けキレイに掃除します。

オイルパンや鉄粉で飽和状態だったマグネットもキレイに掃除します。
これでまたしっかり仕事してくれます。

当店ではトルコン太郎にて安心、安全に過走行のお車
でもATフルードを交換出来ます。

抜いた量の8ℓを給油します。

抜いた量の8ℓを給油後、エンジンを始動すると写真の
モニターにミッション内部もATフルードが入ってきます。
交換前のATフルードと比べてもあまりキレイになっていないのが
わかると思います、抜いて入れての交換方法ではほぼATフルードが
キレイになりません、これでは不具合が出てもおかしくありません、
トルコン太郎にて交換する事をお勧めします。

2回目、3回目の交換が終わりました、かなりキレイになっているのが
わかると思います。
ほぼ新油と同じくらいキレイです。
ここまでキレイになれば圧送交換は終了です。

油量調整後、AT学習を実施します。

AT学習が終わりました。
施工後に試運転をしましたがあれほどびっくりするくらいの
変速ショックも無くなり、変速や走行もよりスムーズに
なりました！！

ご納車後、お客様から大変嬉しいお電話を頂きました
これからもしっかりとした整備をしようと思います
ありがとございました！

今回のトルコン太郎CVTフルード圧送交換では、、
・タービン回転センサーASSY交換
・ATF圧送交換
・オイルパン脱着清掃
以上の作業を実施致しました！

当店にご用命頂き
ありがとうございました！

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