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2026年09月05日 13:50スバル レガシィB4(BL5)P1710故障・変速ショック修理|タービン回転センサー交換&ATF圧送交換
今回のご依頼は、スバル レガシィB4(CBA-BL5)の
チェックランプ点灯および変速ショックに関するご依頼です。
■ 車両情報
車種:スバル レガシィB4
型式:CBA-BL5
走行距離:40,200km
症状:チェックランプ点灯・変速ショック
故障コード:P1710(トルクコンバータータービン2速度信号回路異常)
作業内容:コンピューター診断(OBD)・タービン回転センサー交換・ATF圧送交換(トルコン太郎)
まずはリフトアップする前に、当店のスキャンツールを用いてOBD診断を実施しました。
TCM(変速機制御システム)のトラブルコードを確認したところ、P1710「トルクコンバータータービン2速度信号回路異常」
が現在コードとして記録されていました。過去コードにも同じP1710が残っており、間欠的ではなく継続的に発生している状態です。
P1710はトルクコンバーター内部のタービン回転数を検知するセンサー(タービン回転センサー)の信号異常を示すコードです。
このセンサーが正確な回転数を検出できなくなると、TCMが変速タイミングを適切に制御できなくなり、
変速ショックや不安定なシフトチェンジとして体感されます。お客様がご報告されていた症状とも完全に一致しています。
また、走行距離は40,200kmとさほど多くないように見えますが、ATFの交換履歴が不明であること、
そして実際にATFを抜いて状態を確認したところ、油液の劣化が相当進んでいたことから、
センサー交換と併せてATF圧送交換も実施することになりました。
■ ATF状態の確認
バルブボディを取り外す前に、まずATFの状態を採取して確認します。本来であれば透明感のある赤色が正常なATFの色ですが、
今回抜き取ったATFは茶褐色に変色しており、劣化が明らかな状態でした。
変速ショックの一因としてATFの性能低下も十分に考えられます。
タービン回転センサーはATのバルブボディ内部に組み込まれているため、まずATのオイルパンを取り外し、バルブボディを降ろす作業から始めます。
オイルパンを外すと、複数のソレノイドバルブや配線ハーネスが確認できます。
バルブボディ一式を車体から取り外しました。
取り外したバルブボディはトレーに置いて状態を確認します。
センサー類や配線の取り回しを確認しながら、慎重に分解作業を進めます。
バルブボディから内部の配線ハーネスおよびセンサー類を取り外します。
左側が取り外した旧部品一式、右側が新品のハーネスアッセンブリです。
BL5系レガシィのタービン回転センサーはハーネスと一体となっている構造のため、
センサー単体ではなくハーネスアッセンブリとしての交換となります。
旧センサーと新品センサーを並べて比較します。
外観上は大きな差異はありませんが、旧センサーには使用による汚れや
微細なダメージが見られます。
電気的な抵抗値や信号出力が基準値を外れていることが根本原因であり、
外観が正常に見えても内部素子の劣化が進んでいるケースがほとんどです。
続いてATフィルターの交換です。
今回は同時にATストレーナー(フィルター)の交換も実施しました。旧フィルターは
黒く汚染され、フィルター素材にも相当量の異物が目詰まりしている状態で、
ATFの劣化と連動してフィルターも機能低下を起こしていたことが確認されました。新品フィルターとの差は一目瞭然です。
※通常単品でのストレーナーの供給はありませんが当店では単品で交換可能です。
新品のタービン回転センサー(ハーネスアッセンブリ)
および新品フィルターをバルブボディに組み付け、
車体へ戻します。新品フィルターが正しく装着された状態です。
バルブボディの組み付けが完了したら、当店の主力機であるATF圧送交換機
「トルコン太郎」を使用してATFを全量交換します。
トルコン太郎はATFクーラーラインに接続し、
新旧ATFを圧送・循環させながら入れ替えるシステムです。
単純なドレン抜きや循環交換とは異なり、トルクコンバーター内部まで含めたATF全量をほぼ100%新油に置き換えることができます。
圧送交換中は、排出されるATFの色と新油の色を比較しながら作業を進めます。
排出油が新油と同等の色になった段階で交換完了となります。
油量調整後にAT学習を実施して作業完了です。
試運転の結果、チェックランプの再点灯はなく、
変速ショックも完全に解消されていることを確認しました。
シフトアップ・ダウンともにスムーズで、
お客様にも変速フィーリングの改善を実感していただけました。
今回の作業をまとめます。
故障コードP1710(トルクコンバータータービン2速度信号回路異常)を確認
タービン回転センサー(ハーネスアッセンブリ)を新品交換
同時にATストレーナー(フィルター)も新品交換
トルコン太郎によるATF圧送交換を実施
チェックランプ消灯・変速ショック解消を確認
走行距離が4万km台であっても、ATFの交換履歴がなければ劣化は着実に進行します。
特にスバルの横置きAT(TZ1系)はATF管理が重要で、
変速ショックやチェックランプが出る前の予防的なATF交換を強くお勧めします。
また、P1710のようなセンサー系の故障はディーラーでバルブボディASSY交換と
診断されることも多いですが、
当店ではセンサー単位での的確な部品交換とATF圧送交換の組み合わせにより、
コストを抑えながら確実な修理を実現しています。
対象車両情報
| メーカー・ブランド | スバル | 車種 | レガシィB4 |
|---|---|---|---|
この作業実績のタグ
店舗情報
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- 認証工場:第4-6931号
お問い合わせは車検証をお手元に、お電話頂けると幸いです。
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- 月火水木金土 8:00~17:00
- 定休日
- 日曜日
- 住所
- 〒340-0145 埼玉県幸手市平須賀2-12
- アクセス
- 東武動物公園駅より車で9分です!ご不明な場合はお電話ください。
- 1級整備士
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- 2級整備士
- 2人
- 創業年
- 平成 20(2008)年
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- 5.0
ご対応が素晴らしく頼りになるお店です。今回は問い合わせのみでしたが他と比べても親切丁寧で信頼できる方でした。またお世話になるかと思いますのでよろしくお願いします。
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- 4.8
レガシィの変速ショックについてグーネットの修理事例を拝見し、依頼しました。引き渡し時に、修理の過程を写真を見せて頂きながら説明して頂きました。古い車のため、また何かありましたらご相談させてください。
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- 5.0
ディスクローダ研磨ブレーキパッド軽減交換をお願いしたいのですがものすごい技術で綺麗な仕上がりになりました。また細かな説明かつ作業工程の写真等、また何かあったら利用したいと思います。欧州車特有のブレーキダストはホリエさんおすすめです!画像はビフォーアフターです。
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