NV200/日産バネットバン/VM20　ブレーキディスク/キャリパ/パッド・フロントロアーアーム交換 ｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回ご入庫のNV200/日産バネットバンですが、「ブレーキの異音とブレーキの効きが悪い」との事でご来店です。

ブレーキ廻りの点検を行ったのですが、驚くべき状態となっていました・・・

何とも酷い状態となっています・・・・

ブレーキパッドが全て磨耗し、パッドのバックプレートがローター表面を
削り取ってしまい、本来のベンチレーテッドディスクローターである構造体の
放熱盤が丸見えになっています Σ(ﾟДﾟ；)

本来のディスクローターとは、上の画像の様な状態です↑

これがどれほど、異常な状態か判ると思います。

キャリパーおよびピストンも痛んでしまっていて、オーバーホールも出来ない
状態となっていますので、部品交換とならざるを得ません・・・

新品のブレーキキャリパーとディスクローターに交換して行きます。

しかしながら、ここに来てさらなる問題が発覚していきます。

左フロントサスペンションロアアームに、亀裂が入っているのを発見しましたΣ(ﾟДﾟ；)

過去に何かと接触した痕跡が見受けられましたが、
これもかなり危険な状態である事は明白です、
直ぐに部品を手配致します。

新品のロアーアームです。

部品単体でも、かなりの重量と強度が伝わって来ますが、
これが割れる程の衝撃とは・・・ (･_･?)

新しいサスペンションロアーアームを交換して行きます、
スタビライザーリンクロッドも傷んでいたので同時交換して行きます。

これで危険な状態を逸しました（　＾ω＾）b

日常の点検がいかに必要かを考えさせられる事案となりました。

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