ホンダ　バモス　エンジン不調、加速しない、オイル漏れ、水温計赤点滅の点検からエンジン交換へ作業していきます。｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回入庫されたバモスは加速が悪く、振動が大きくさらに出先で水温計が赤点滅したため量販店に一度入庫しオイル漏れなど指摘されたそうなので点検からしていきます。

車両をお預かりしてからエンジンをかけると流水音しておりリザーブタンクを確認すると小さな気泡と排気ガスの匂いがするのでヘッドのガスケット抜けしている可能性がある事がわかりました。

また圧縮測定をしてみると全体的に圧縮が低い状態でしたので、今回お客様にエンジン交換のご提案をして作業させていただきました。

排気関係は下側から外せる物をどんどん外して行きます。

油脂類も抜き取り、エンジンハーネスも引っかからない様にしていきます。

取り外しが難しいドライブシャフトは試行錯誤した結果、ホーシングごと取り外しました。

エンジンに取り付けされている部品をどんどん外していきATも外してエンジン本体のみにしておきます。

今回用意したのはリビルトのエンジンでタイミングベルトも既に組み込まれている状態でした。

古いエンジンからスタットボルトなどの移設、新品のサーモスタットなど取り付けして車両に乗せられる様に準備していきます。

エンジン本体にも追加で交換する部品が増えたのでエンジンを乗せる前に作業していきます。

フューエルインジェクターのOリングがボロボロになっていたので交換します。

ノックセンサーも劣化が進んでおり分解してしまったので交換しました。

ドライブシャフト取り外しの際リヤハブベアリングが分解してしまったので打ち替えも一緒にしていきます。
ハンマーでベアリングを叩き出し、新品を打ち込んでいきます。

またインナーブーツも左右でグリス漏れがあったので交換していきます。

エンジンマウントもリヤ側はゴムの劣化で脱落し、左右もひび割れが酷く交換します。

様々な準備が終わったのでエンジン本体を車両に乗せていきます。

エンジンが乗ったら重要なエア抜き作業をしていきます。

エア抜きが完了して試運転後も問題ないので作業完了です。

中古で購入して1年との事でしたので今回は作業をお願いしたそうです。

今後もメンテナンスが必要になると思われますのでお気軽にお越しください。

• 整備
• 修理
• 交換