レクサスGS250 Fスポーツ　ATF（オートマチックトランスミッションオイル）交換　DBA-GRL11｜車検・点検・修理のグーネットピット

レクサスGS250 Fスポーツ
「シフトショックが気になる」とのご相談から、ATF取替のご依頼を頂きました。

ATFレベルゲージで点検や補充などは出来ない（そもそもレベルゲージは無い）車輌です。

車輌をリフトアップして、オートマチックトランスミッションのドレンプラグから抜き取ります。

この時に整備書に記載されている「規定量」が抜けるかも同時に確認します。

オイルが抜けたら仮締めします。

注入は側面にある「リフィルプラグ」から。

メーカーで指定されている「純正オイル」を使用します。

「オーバーフロープラグ」からのオイル排出の状態を見ながら、規定量の仮補充。

エンジン始動からシフト操作・暖機運転など行いエンジン停止。
再度「オイル抜く」「オイル注入」「オイル循環」を繰り返し、抜けるオイルの状態を確認、最終調整は「オートマチックトランスミッションフルード量の調整」を行います。

診断機にてATFの油温を見ながら、整備解説書で指示されている「ATフルード調整可能温度範囲」まで上昇するのを待って、「ATフルード適正油温」になったら「オーバーフローチューブ」にてオイル量が正常か確認します。

各部締付けをチェックして、作業の完了です。

最後の画像は「抜いたオイル」と「注入する新しいオイル」の画像です。

今回のお車の場合は、様々なお車の状態を確認したうえで「ATF抜き替え」のみ行いましたが、車両の状態やミッションの状態によっては「オイルパンの交換」や「ATF交換不可」などの対応になる場合もあります。

気になる症状や異常などある場合は、まずは一度整備工場さんへご相談されることをお勧めします。

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