車検の落とし穴！追加整備で発生した『高額請求』の理由 スズキ　アルト　車検　追加整備　函館市　北斗市　七飯町｜車検・点検・修理のグーネットピット

こんにちは。

poolbaseの斉藤です。

今回作業させていただくのは　スズキ　アルト　HA36S
平成29年のお車になります。

いつもお世話になっている業者様からの車検整備での入庫になります。

早速点検していきます。

今回は車検整備の点検時に出た追加整備を行います。

作業内容は、
・フロントディスクローター左右
・フロントブレーキパッド
・タイロッドエンドブーツ左右
・ロワーボールジョイントブーツ左右
・ファンベルト
・スパークプラグ
・バッテリー
・エアコンフィルター
・ハイフレア
の取替です。

初めにローターとパッドの取替を行います。

点検した結果、ローターにはサビや深い溝ができており、パッドも限界まで摩耗していたため、両方を交換することにしました。

ブレーキは車の安全性を支える最も重要な要素の一つです。

このような現象は交換の合図！

・高速走行中にブレーキを踏むとハンドルに振動が伝わる。
・ブレーキが効きづらい感じがある。

交換するとどうなる？

・ブレーキがしっかり効くようになる。
・ハンドルに伝わる振動がなくなり、走行中の快適性が向上。
・ブレーキをかけた際の「キーキー」という不快な音がなくなる。

次にロワーボールジョイントブーツとタイロッドエンドブーツの取替を行います。

点検した結果、ロワーボールジョイントブーツとタイロッドエンドブーツに亀裂が入っていて裂けていたため、交換することにしました。

このような現象は交換の合図！

・内部の潤滑油が漏れ、金属部品が摩耗する。
・ジョイント部分が劣化し、走行時に異音が発生。
・ステアリング操作が不安定になる。

交換するとどうなる？

・部品の寿命が延び、ハンドリング性能が向上。
・グリス漏れが解消され、摩耗リスクが低減。
・安全性が向上し、快適な運転が可能。

次にファンベルトの取替を行います。

このような現象は交換の合図！

・ベルトの摩耗や亀裂により、走行中にキーキーとした音が聞こえる。
・補機が適切に駆動されず、充電不足やエアコンの効きが悪くなる。

最悪の場合、ベルトが切れてエンジンが停止する可能性もあります。

ファンベルトはエンジンの動力をさまざまな補機（オルタネーター、エアコンコンプレッサー、パワーステアリングポンプなど）に伝える重要な役割を果たします。

交換するとどうなる？

・補機が正常に動作し、車両性能が回復。
・異音が解消され、快適な運転環境を実現。
・燃費やバッテリー充電効率の向上が期待。


次にスパークプラグの取替を行います。

点検した結果、スパークプラグの劣化が見られたため、交換することにしました。

このような現象は交換の合図！

・アイドリングが不安定になった。
・加速時のエンジンレスポンスが鈍い。
・燃費が悪くなった。

定期交換の目安は、おおよそ2万～3万km

交換するとどうなる？

・アクセルを踏んだ際の加速がスムーズになる。
・エンジンが静かに滑らかに動作するようになり、不安定な振動が解消される。
・エンジンの燃焼効率が改善し、燃料消費が抑えられる。


次にバッテリーの取替を行います。

このような現象は交換の合図！

・始動時にセルモーターが回らない、または回りが弱い。
・ヘッドライトやオーディオが正常に動作しなくなる。

交換せずに乗っていると予期せず車両が使用できなくなるリスクが高まります。

バッテリーは車両の電装品に電力を供給し、エンジン始動のための重要な役割を担います。

交換するとどうなる？

・エンジン始動がスムーズになり、ストレスなく運転可能。
・電装品が安定して動作し、快適な車内環境を確保。
・バッテリー上がりのリスクが低減し、安心して車を使用。


次にエアコンフィルターの取替を行います。

なぜエアコンフィルターの交換が必要なのか？

まず、エアコンフィルターの役割について少し触れておきましょう。エアコンフィルターは、外部から取り込む空気や車内の循環空気の中のホコリや花粉、微粒子をキャッチして、車内の空気を清潔に保つ重要な部品です。

これが汚れていると、以下のような影響があります。

・エアコンの風量が低下する。
・車内の空気がカビ臭くなる。
・花粉やホコリが車内に入り込みやすくなる。
・エアコンの性能が低下し、燃費が悪化する可能性。
・エアコンフィルターを交換しないまま放置すると、エアコンユニット内部にも汚れやカビが蓄積しやすくなる。

これにより、ユニットそのものの寿命が短くなることがあります。特に修理や部品交換が必要になると、高額な出費が発生する可能性もあります。

通常、エアコンフィルターは1年または走行距離1万kmごとに交換するのが推奨されています。ただし、環境によってはもっと早く汚れることもあります。


最後にハイフレアの取替を行います。

なぜハイフレアの交換が必要なのか？

・ハイフレアには有効期限があり、古くなると点火性能や発光能力が低下する可能性。
・一部地域や車検の際、ハイフレアが適正な状態であることが求められる。
・万が一の事態に備え、確実に使用可能な状態を維持する。


お車を快適にご使用していただくためにも当社ではお客様にしっかり
説明をさせて頂きます、ご納得の上作業を行います。

自分の車の状態がわからない方でもお気軽にお問い合わせください。
当社スタッフが対応、アドバイスさせていただきます。

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