エンジンがかからない原因はコレ！セルモーター交換で解決！ 日産　スカイライン　セルモーター交換　函館市　北斗市　七飯町｜車検・点検・修理のグーネットピット

こんにちは。

poolbaseの斉藤です。

今回作業させていただくのは　日産　スカイライン　E-BCNR33
平成8年のお車になります。

セルモーターを交換してほしい
とご依頼があり、入庫しました。

早速作業していきます。

スカイラインのセルモーター交換作業を行いましたので、今回はその内容を詳しくまとめました。
セルモーター（スターターモーター）は、エンジンを始動させるために欠かせない重要部品。経年劣化や内部摩耗により故障が起きると、突然エンジンがかからなくなるため、日常使用にはもちろん、長距離移動や旅行前には特に注意が必要な部品です。

今回の車両は、始動性の悪化が見られ「カチッ」という音だけでエンジンが回らない症状が発生していました。
診断の結果、セルモーター内部の不良が原因と判断し、交換作業を実施しました。

◆セルモーターとは？

セルモーター（スターターモーター）は、バッテリーの電力で回転し、フライホイールを回すことでエンジンを始動させる装置です。
小さなモーターですが、エンジンスタートの瞬間だけは大きな力を出す必要があり、非常に高い負荷がかかります。

スカイラインはスポーティなイメージが強く、乗り続けるオーナーが多いため走行距離が伸びやすい傾向があります。
結果として、セルモーターやオルタネーターなど始動・充電系のトラブルも年数とともに増えてきます。

◆セルモーターが故障する主な原因

セルモーターが故障する理由はさまざまですが、多くは以下の3つが中心です。

1. ブラシの摩耗
モーターを回すためのブラシは消耗品。
年数が経つと摩耗し電気が流れにくくなり、回転力が低下します。

2. コミュテーターの摩耗・汚れ
回転部の接点摩耗やカーボン付着で導通が悪くなり、回転不良が起こります。

3. ソレノイドの接点焼け
スパークが発生し続けて接点が荒れ、動作が不安定になります。

今回の作業車両も内部摩耗が原因で、完全に停止する前段階の症状でした。

◆セルモーター交換で得られるメリット

1.エンジン始動の安定性が向上
一発で始動するようになり、ストレスがなくなる。

2.始動時の音が静かでスムーズ
回転が安定し、力強く静かに始動できる。

3.不意のエンスト後でも安心して再始動できる
熱ダレトラブルの心配が軽減され、渋滞や街乗りが安心。

4.長距離ドライブ前に交換しておくと安心
スタートトラブルは旅行先で起こると非常に困るため、予防整備としての価値が高い。


◆セルモーターは突然止まる前に交換がおすすめ

セルモーターは予兆なく突然動かなくなることも多く、トラブルが発生すると移動不能になってしまう厄介な部品の一つです。

スカイラインは年式の関係で、セルモーター・オルタネーター・バッテリーなどの電装トラブルが起こりやすくなっています。

特に以下の症状がある場合は早めの点検がおすすめです。

・始動時に「カチッ」と音だけする
・始動に時間がかかる
・朝一はかかるが暖気後はかかりにくい
・セルの回りが弱い
・バッテリー交換しても改善しない

これらはセルモーター寿命の典型的なサインです。


今回のスカイラインも、早めに症状を察知して交換したため大きなトラブルを防ぐことができました。
もし同じような症状があれば、ぜひ早めの点検・交換をおすすめします。

お車を快適にご使用していただくためにも当社ではお客様にしっかり
説明をさせて頂きます、ご納得の上作業を行います。

自分の車の状態がわからない方でもお気軽にお問い合わせください。
当社スタッフが対応、アドバイスさせていただきます。

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