- 車検
- アウディ A8
- 作業時間:5時間
2019年03月01日 11:40アウディA8 車検整備 その他
久しぶりの投稿となります。
個人的に多忙なスケジュールなのと大変入庫が混雑しており全く写真を撮っておりませんでした。
投稿のお時間が無く3月になりようやく個人的なスケジュールはちょっと落ち着いたのですが、相変わらず入庫は激しいです。
当社は完全予約制となっております為、急なご来店での対応は致しかねますのでご了承下さい。
D4系のA8の車検です。
リアブレーキパットの警告が付き同時に車検となりました。
欧州車のブレーキパットは残量は新品時国産車の約倍ある為、リアの場合新品z何量17mmに対して9mm以下でメーカーでは交換推奨との事です。
こちら残3mmにて警告付きました。
ローターも削れている為ローターも交換です。
リアだけでパット・ローター合わせて10万超えます。
低ダストタイプだともう2~3万高いです。
フロントに限っては新品20mmもあるみたいです。
日本車の約倍の厚みですね。形状特性で欧州車はローター削れます。
限界まで仕様するとローターも同時交換がほぼとなります。
H18年以降からのお車のほとんどは車両診断機がないと整備が難しくなってきました。
ハイブリットや欧州車に限ってはほぼ100%と言っていいほど診断機が使えませんと整備が出来ません。
昨日読みました整備情報誌によると2023年頃から車検証が廃止され電子式ICカード?になるようです。それに伴い車検項目にOBD診断が入って来ます。
現在でもエアバック等警告灯が点灯している車は車検が受けれません。
自動車もPCのように自己診断して改善していく時代になりますね。
プリウス等ハイブリットのようにブレーキの電子制御です。
診断機にてパット交換モードにしてからピストン開けていきます。
かなり厚みがあるのでほぼ満開まで開けます。
診断機を使用しないで交換すると故障の原因になりますので、整備士免許を持っていても電子制御講習を受けてない人は、今後こういった整備が出来なく人が多くなってくるかと思います。
自分と従業員は元々エンジニアだったので、電装系やプログラミング等は得意分野です。
ただメーカー専用設計のプロテクトが掛かっている車両もあり、深い作業となると高額な専用診断機が必要になる場合があるので限界もあります。
車検整備やセンサー類、部品交換等は可能です。*近年の車は部品変えれば終了ではなくなりました。互換認識をしないと部品変えても機能しません。
そのせいか近年こういった整備依頼が多くなって来てます。
随時整備士募集をしてますが、当社ではECUに詳しい方でないと採用してません。
整備士免許がなくても当社で勤務しながら1級整備士まで取得可能です。年数は掛かりますが、、
2級整備だと5~6年で取得可能です。
意欲のある方は是非、、、
そんなこんなでパット交換等一式整備がおわって最後にオイルを交換しようと思ったら、、
オイルエレメントのリリーフバルブが壊れてました。。。
こんなとこ壊れたの見たの初めてなんですが、、、
オイルは結構綺麗な状態の車だったんですけどね。
そしてさすがアウディ これだけでも15900円税別ですって。
日本車なら1000円もしないでしょうね。
最後にエレメントカバー注文して交換して終了です。
欧州車が高級車というわけではなく、関税が高いので車両価格と部品代が高いので高級車と思われているだけで、欧州からするとレクサスやトヨタの新型車が高級車で同じく部品が向こうでも高いです。ドイツではタクシーがベンツEクラスだったりアウディのA4,A6、A7だったりします。
個人的にはレクサスが一番いいです。
性能、質、ブランドとやはりトヨタです。
トヨタ車は30万kmまで走った時にかかるライフメンテナンスが他社と圧倒的に違います。
2次利益は本当に消耗品にしか考えず、車全体をユーザー目線で作っているのがわかります。
決してトヨタの回しものではありませんw
ちなみにもちろんレクサスも全車整備可能です。
これから繁忙期になる為、一部整備はお断りさせて頂く事が多々あるかと思いますのでご了承下さい。
対象車両情報
初年度登録年月 | 平成24年 | メーカー・ブランド | アウディ |
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車種 | A8 | グレード | 4.2FSIクワトロ |
型式 | ABA-4HCDRF |