【豊明市　トヨタ　アリスト】変速がおかしい。加速しない。ヘッドカバーガスケット・スパークプラグ・エアフロセンサー交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

お客様より変速がおかしい。加速しないとご相談を頂きました。故障診断機を使ってテストをしたものの異常コードは出ず。どうもコンピュータが誤った状態で学習してしまっているようでした。診断機での原因をつかむことが出来ない為、お客様にご了承を得て疑いのある個所を一つずつ修理しました。

先ずはエンジンルームのチェックから

ヘッドカバーガスケットからオイルが漏れていました。ヘッドカバーを外します。アリストの場合、ヘッドカバーが吸気側と排気側に分かれている為、二つとも外します。

外したところです。ガスケットからオイルが漏れてプラグにまでオイルが付着しています。赤〇の部分です。本来ならオイルが付着することが無い部分です。

拡大するとこんな感じです。

プラグにオイルがべったり付いてます。

新品のプラグとの比較です。新品と比べると減っているので交換します。

コイルにもオイルが付着しています。こちらは清掃してそのまま使います。

オイル漏れの原因のヘッドカバーガスケットを交換します。

ＰＣＶバルブのグロメットも劣化していた為、交換しました。

元通り組み直してロードテストをしました。最初より良くはなりましたがまだ完全には治っていませんでした。

色々原因を探っていたところ、工場長の助言でエアフロセンサーを交換することになりました。〇印の部品です。エアフロセンサーとはエンジンへ送る空気の量を測定するセンサーです。このセンサーが故障すると吸入する空気量が正確に測れなくなりエンジン不調の原因になります。

エアフロセンサーを交換し、ロードテストをしたところ工場長の助言通り症状が改善しました。流石はこの道40年のベテランです。頼りになります。これで作業完了です。ご入庫ありがとうございました。

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