BMW E65 740I ミッション修理｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回は８万キロのE65740Iに多発する例のオートマ不良（故障）を
通常はトランスミッションをASSY交換ですが今回はバルブボディーのオーバーホールと
ソレノイドバルブの交換洗浄で修理していきます。

お決まりの警告灯ですね。
見飽きました！通常はリビルトミッション交換ですが、下取り車の為修理します
ﾊﾟｰｷﾝｸﾞからドライブにもリバースにも入りません。
エンジンを止めて再始動すれば少しの間動きます。

リフトに上げて作業していきます

ATFを抜いてオイルパンを外します。
バルブディーが見えます

バルブボディーを外すとこんな感じになります
中に見えるのは多板クラッチとミッション本体
内部の状態はすごく綺麗です。
期待が持てます！

ミッション本体とバルブボディーを繋ぐパッキンがこんな事になっています
完全に破損しています。
一番、油圧のかかる大事なパーツがコレでは！

赤丸で囲んだ所に付きます。

新品と比較すると良く分かります

ソレノイドバルブの交換・洗浄を行なっていきます

プラスチックの破片が
ソレノイドバルブを二つ交換

残りは清掃・点検して行きます

バルブボディーは隅々まで洗浄します

後はトルク管理をしっかり行いながら組み付けます
ATFは合計で8リッター使いました。

テスト走行してみたら絶好調！
発進時の変な違和感もゼロ
当然、警告灯も点灯しません。
もう少し様子を見ないと分かりませんが、多分大丈夫です。

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