フィアット　パンダ　冷却水漏れ　ウォーターポンプ交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

大垣市のＮ様のフィアット　パンダの入庫です
冷却水が漏れ頻繁に補充しても１週間もたたないうちにまた警告灯が点灯して冷却水を補充しなくてはいけないという。

ツインエアー特有のラジエーターサブタンクからの漏れかな？っと思っていましたが
ラジエーターサブタンクはすでに交換済でした。

とりあえず加圧して漏れている場所を探します
ラジエーター周りは大丈夫そうです

ヒーターホース系統も問題なさそう
でも確実に圧力は減っているので漏れはあります

エンジンの下からポタポタと冷却水が滴っているのを発見

ジャッキアップして確認してみると
あぁぁ～～こりゃ漏れてるわ

ウォーターポンプのカバーからかなり冷却水が漏れていた跡がしっかりと残っている。

原因はココですね。

カバーの上のほうからも漏れているので全体的に滲んでいる感じでしょうか

さっそくウォーターポンプ＆カバーを交換していきます。
交換するにはＳＳＴをセットしてクランクぷりーを外さなくてはいけません

まずはカバーを取り外しました
カバーも新品に交換するので隙間から少し強引に抜き取ります
中に見えるのがウォーターポンプ

手で回してみた感じでは大丈夫そうですが、パッキンがダメになっていたら冷却水漏れが止まらないのでウォーターポンプも交換したほうが安心です

ウォータポンプのベアリングがダメになる可能性もありますからね
輸入車あるあるです。

新しいウォーターポンプに交換して、新しいカバーに交換
冷却水を補充してエア抜きを行います

しばらくアイドリングで放置して冷却水が漏れないかをチェック

往々にしてあるのが漏れている個所を修理すると、次はまた弱っている個所から漏れてくることがあるので要注意

３０分アイドリングで漏れはなし
試運転を行いさらにチェック
試運転後エンジン停止で放置して他の部分から漏れがあるかを確認
問題ないようなのでこれに手作業完了です

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