VWニュービートル　タイミングベルト交換＆オイル漏れ修理｜車検・点検・修理のグーネットピット

岐阜市のM様のVWニュービートルの入庫です
基本は車検とタイミングベルト交換＆その他諸々です。

１年前くらいに地元の中古車屋さんで格安で購入されたそうです。
しばらくの間は調子よく乗っていたそうですが、次第に不具合がちょこちょこと出始めたそうです。
まぁ年式的にも仕方ないですよね。
ニュービートルだし、購入金額もそこそこだったようなのでオーナー様も割り切りはできていて修理するつもりだったのでそれは問題ないとのことでした

車検も来ていたので購入店にもっていき相談をされたら、お店側からお断りと言われたそうで・・・( ﾟДﾟ)
お店側曰く「管理ユーザー様が一人減るのは残念だが、当社とはこれまででお願います」ということだそうです。

ホント？なのかな？
何かオーナー様がお店さんを怒らせるようなことでも言ったのか？
でもオーナー様とお話をさせていただいてもとても礼儀正しいまじめなオーナー様なのでそんなことはおそらくないだろうなぁ

ただ単に販売店が直す技量がなかったのか。
まぁともかく当社にてお引き受けしたので、そこは責任をもって作業を行っていきましょう。

まずは基本的な車検項目のチェックを行い、その後タイミングベルトの交換へと移ります。

タイミングベルトカバーを取り外してタイミングベルトを確認すると、年式の割にはそれほどヒビ割れはない。
ひょっとしたらすでに交換済なのかもしれない

どうやら一度は交換をしているようだ
前回の交換した形跡がある
タイミングベルトの合いマークは記されている。
でも念のために交換はしていきます
いつ誰が交換を行ったのかはっきりわからない以上このままでは不安しか残らないのですからね。

ウォーターポンプも新品に交換
しかし作業しながら思うのはエンジンオイルの漏れが酷い
至る所に漏れたエンジンオイルが付着している
おかげで手がベタベタで、何度も手を洗いながらのタイミングベルト交換作業になる。

新しいタイミングベルトを取付し、冷却水を補充する前に、エンジンオイル漏れの原因を修理します。

原因はカムシャフトカバーのパッキンの劣化です
ニュービートルだけに限らず多い事例
パッキンはゴム製ですが、年数が経つとゴムが硬化してしまいパッキンとしての機能を果たさなくなる。
クッション性が弱くなったパッキンの隙間からオイルがジワジワと漏れている

プラグホールにもエンジンオイルがたっぷりと漏れていました
４気筒ともにオイルまみれ

新しいカムシャフトパッキンに交換し、エンジンオイル、オイルフィルターも交換
最後に冷却水を入れエンジン始動

冷却水のエア抜きを兼ね、しばらくアイドリングで放置してエンジンオイルが滲まないかチェックをします。
オイル漏れがない事を確認して整備は終了
あとは試運転を行い異常がない事も確認して車検も無事にOKです

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