ルノー　ルーテシア　エンジン不調＆タイミングベルト交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

名古屋市のE様のルノー　ルーテシアRSの入庫です
エンジン不調、タイミングベルト交換等々のご依頼です

関東の中古車店で購入された車両のようで、購入時からエンジン不調があったようです
エンジンチェックランプも点灯しており、Dにて一度診断されたようですが、色々調べてもらい原因不明

最終的には考えられるのはタイミングベルトのズレ？ではないかという診断だったようです。

ご自身でもいろいろお調べになったようで当社にご来店された感じです
黄色が映える人気のRS　ぜひとも直して気持ちよく乗ってほしいですね

まずはテスター診断でエンジンチェックランプの内容を確認
走行が１１万キロを超えているのでタイミングベルト交換はエンジンチェックランプの原因の如何を問わず交換して欲しいというオーナー様の意向なので、このままタイミングベルト交換等に移ります

ルノー車のタイミングベルト交換も面倒な車種の１つです
取り外すパーツが多いのとＳＳＴをセットする数も多いです

エンジンマウントやタイミングベルトカバーを取り外していきます

タイミングベルトカバーを取り外してみると、このようにタイミングベルトが目視できます
カムに合いマークが記されてますね

前回のタイミングベルト交換はＤだったという事ですが？？？
なぜに合いマーク？

とりあえず作業を進めてＳＳＴをセットしていきます
まずはクランクを固定し、次はカムを固定するのですが
クランクを圧縮上死点で固定しているのにカムの位置が合わない

なぜに？
クランクは１か所しかＳＳＴで固定できないので間違えてるわけではない
なのにカムの位置が合わない

クランクのＳＳＴを取り外し、カムの方を先に合わせてみると、今度はクランクが合わない

これは困った・・・・・
オーナー様に相談してクランクの位置に合わせてカムを調整してもよいかを確認
最悪はエンジンクラッシュの可能性もあるがよいかを確認して、オーナー様の許可をいただきクランクの位置に合わせて、タイミングベルトを先の取り外してカムの位置を調整をおこなった。

やはり前回のタイミングベルトを交換した整備工場さんは記した合いマークは合っていない。ズレている

ウォーターポンプ、タイミングベルトを新しいものに交換して、取り外したパーツを組み付けていきます

そしてかなり緊張のエンジン始動の瞬間
今回ばかりはかなり緊張です

最悪はエンジンクラッシュですから・・・
エンジン始動、問題なくエンジン回ります。しかも交換前よりも調子が良い
時々くすぶっていたようなハンチングないです

エンジンチェックランプも点灯しません。問題なしですね
テスターに打て診断をしても、入庫前に拾っていたフォルトは拾いません

アクセルを踏み込んだ際の吹けもよいですね

ということはタイミングベルトがズレていたということですね
Ｄ整備のはずですがこんなこともあるんですね

試運転を行い違和感なく走行できるとを確認して作業は終了です

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