ＢＭＷ　３シリーズ　E46 318i オイル漏れ　修理｜車検・点検・修理のグーネットピット

BMW E46 318i オイルが漏れているとのことでご入庫。
定番のオイル漏れ箇所がいくつか漏れていましたので、まとめて修理のご依頼をいただきました。

定番漏れ箇所その①
VANOSソレノイドバルブ
こちらは見つけやすく修理も簡単です。

こちらのエンジンはダブルVANOSでソレノイドが二個付いているので両方交換です。
VANOSはトヨタで言うところのVVT-i に相当する機構になります。油圧制御でバルブタイミングを調整できる機構で、低回転から高回転までバランスの取れたエンジン制御が可能になります。

定番漏れ箇所その②
タペットカバーガスケットです。
このあたりの漏れは国産車と大差無いです。
バルブトロニックのモーターが上に付いているため変わった形状をしています。

エンジン内部の状態は非常にきれいに保たれておりオーナー様の愛情がうかがえますね。

定番漏れ箇所その③
バキュームポンプです。
上記のバルブトロニック機構を搭載するのに伴い必要になったのがこちらのバキュームポンプになります。
細かい作動は長くなるので割愛しますが、空気を吸うときの負圧を減らしてポンピングロスを低減させるのがバルブトロニックになります。
負圧を減らすのは素晴らしいのですが、今まで負圧を使って作動していたブレーキブースターを作動させるために負圧を別で用意する必要あり、そして追加になったのがバキュームポンプになります。
こちらはエンジンの後ろ側にあるので目視は不可能です。
無事に直りました。ありがとうございました。

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