タント　エンジン関連修理・整備｜車検・点検・修理のグーネットピット

埼玉県川口市、山野自動車株式会社です。この度は、ダイハツのタントについてエンジン関連修理・整備のご相談で入庫いただきました。お客様からは、アイドリング不調や加速不良、そしてエンジンが止まりそうになるというご相談を頂いていたため、詳細に検査を行いました。

まずは、お客様からいただいた情報を基に、エンジン廻りの状況を確認しました。アイドリング時のエンジンの不安定さを確かめるため、実際にエンジンをかけ、定常的なアイドリングではなく、不規則な変動がみられることを確認しました。次に、エンジンコンプレッションのチェックを行い、こちらは正常値を示していることを確認しました。このことから、コンプレッションが問題ではなく、点火系統に異常がある可能性が高いと判断しました。

整備を進めるにあたり、点火系統全般のチェックを開始しました。プラグとイグニッションコイルが劣化している可能性があるため、順を追って各パーツの交換を行いました。まずはスパークプラグの取り外しを行い、新しいプラグと交換しました。その際には、スパークプラグレンチを利用して確実に取り付けをし、点火不良の原因を排除しました。続いて、イグニッションコイルも交換しました。これもスパークプラグ同様、専用の工具を使用し、配線の接続や固定に注意しながら作業を進めました。

作業全体は慎重に進め、アイドリング不調と加速不良が改善されているかを確認するため、整備後もエンジンの試運転を実施しました。作業完了後のエンジンは、スムーズなアイドリングを維持し、加速時も力強さが戻っていることを確認できました。これにより、事前にご相談いただいていた問題が解決されたと判断いたしました。

今回の整備は、ダイハツのタントのエンジン関連の問題でしたが、点火系統の不調によってアイドリングや加速に影響が出るケースは他の車種でも起こりうる問題です。今回の事例のように、お早めにご相談いただくことで、さらなる不具合を未然に防ぐことができます。

作業時間や費用の詳細はお客様に直接ご報告しております。山野自動車株式会社では、車両の状態に応じた的確な整備サービスを提供しておりますので、何かお困りのことがございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。