- エンジン関連修理・整備
- スバル サンバートラック
2024年11月30日 15:52サンバートラック エンジン関連修理・整備
今回はスバルのサンバートラックについて、エンジン関連の修理・整備のご相談でご入庫いただきました。お客様から「オーバーヒート気味」というご相談を頂いており、詳しく検査を進めることにしました。オーバーヒートの原因の可能性が考えられるいくつかの箇所を重点的に調査した結果、サーモスタットの故障とラジエターリザーブタンクの破損が見つかりました。このままではエンジンに過度な負担がかかり、最悪の場合、エンジンの損傷など重大なトラブルに繋がる危険性があるため、速やかに修理を進めることとなりました。
整備作業では、まず故障が疑われるサーモスタットの交換を行います。サーモスタットはエンジン温度を規定範囲内で保つ重要な部品であり、正常に動作しないと冷却水の流れが適切に管理できなくなります。車両のエンジンルームを開け、冷却系統のチェックを綿密に行った後、新しいサーモスタットを取り付けます。この際、古いパッキンを丁寧に取り除き、新しいものに交換することで冷却剤の漏れを防ぎます。次にウィーターホースの状態を確認し、劣化が見られたため交換を行いました。ホースは長期間の使用によって硬化し、亀裂が生じることがあるため注意が必要です。これらのホースを交換する際には、ホースバンドも併せて新しいものに取り替えます。適切な締結がされていないと、後々大きなトラブルを引き起こす可能性があります。
さらに、ラジエターリザーブタンクの破損が確認されましたので、新品のタンクに交換します。このタンクも冷却系で非常に重要な役割を持っており、破損していると冷却水が適正量を保てません。取り外した古いタンクを処分し、新しいタンクをしっかりと取り付け、パイプの接続部を丁寧に確認しました。そして最後に、冷却水そのもの、すなわちLLC(ロングライフクーラント)を交換してチューブ内に蓄積された不純物を一掃し、新たな冷却水でエンジンの冷却機能を特に向上させました。
これら一連の修理作業によって、サンバートラックのオーバーヒートの原因と考えられる箇所をすべて改善し、エンジンが正常に動作することを確認いたしました。実際に作動確認を行い、冷却水温度が安定していることを見届けてから整備を完了としました。
整備の結果、お預かりした車両は正常な作動状態に戻りました。炎天下や寒冷地走行でもしっかりと冷却機能が働くことが確認でき、お客様に安心して運転いただける状態です。今回のようなオーバーヒート問題は放置していると、エンジンへのダメージや他の補機類にも影響が及ぶことがございますので、心当に触れた段階で早めに整備工場にご相談いただくことが重要です。
もし、運転中に同様の異常を感じたり、何か気になる点がございましたら、どうぞお気軽に山野自動車株式会社までお問い合わせください。皆様の愛車の健康管理を是非私たちにお任せください。
- Before
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交換部品
- After
-
組み付け後
対象車両情報
メーカー・ブランド | スバル | 車種 | サンバートラック |
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店舗情報
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