【宝塚市】ベンツ GLAクラス サーモスタット交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回のご入庫はベンツGLAのクーラントのサーモスタット本体交換（点検）依頼でした。
ベンツのコンパクトSUVで人気の車種です。
作業はエンジンチェックランプ点灯でご入庫いただいたベンツW156の型のGLAです。入庫時にはチャックランプの点灯はなかったのですが、診断機のエラー履歴はサーモスタットの作動不良でした。固着してしまったときにエラーが車両のコンピューターに残っていたようです。前回固着した時はサーモスタットが開きっぱなしだったようですが、これが大型連休で車を使用時に再びなってしまうと閉まった状態で固着するとオーバーヒートになり、エンジン本体に大きなダメージを与えてしまいかねません。今回は予防整備で再びこのようなトラブルになってしまう前に作業を依頼していただきました。

このパイプがたくさん付いているのがサーモスタット本体です。日本車ならこれが機械式で動いているので安いのですが、輸入車は電子制御なのでいいお値段します。

まずクーラントを抜きます。真ん中の赤いのがクーラントのドレンです。
この赤いのを反時計回りに回してクーラントを抜きます。輸入車ではこのドレンプラグが付いていないクルマが多いですが、GLAは親切についてました＾＾

ベンツ純正のクーラント液です。

抜いたクーラント液です。茶褐色です。もとはピンクに近いオイルです。

インマニガスケットを取り外して作業を行います。
これを外さないとサーモスタットにたどり着くことができませんので一個一個順番に外していきます。

インマニガスケットがやっと外れてこの下にサーモスタット本体があります。

このたこ足のように見えるものがサーモスタット本体です。
このホース一本一本も外すのも固着してるものもあり苦労します。

サーモスタット本体とエンジンのつなぎ目です。若干ですがパッキンをのり超えて微量ではありますが、漏れていたようですが今回はひどくなる前に交換していてよかったです。

インマニのガスケットは新しいものに交換して。逆手順で取付して完了です。
クーラント入れて完全暖気後、翌朝までじっくり常温までエンジンを冷やしてクーラント量を確認して作業完了です。

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