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AE111トレノ BZ-Rが入庫しました！
トヨタのAEシリーズは名車ですね！個人的にも大好きな車です(^^)
珍しいフルノーマル車です。

ご依頼内容はタイヤ４本と前後ブレーキパッドの交換、ダウンサスの取り付けです！

まずはタイヤ交換から。
ダンロップのディレッツァで195/50R15です。
標準サイズは195/55R15ですが、お客様のご要望で扁平率を50にします。

エアバルブ交換とバランス調整も行い、タイヤ交換は完了です！
続いてブレーキパッドです。

ディクセル製のパッドです。
付属の鳴き止めグリスを塗って取り付けます。
前後とも同様の作業を行い、パッド交換も完了です！

ここからが本題です。
スプリングをダウンサスに交換していくのですが、こちらの車両「スーパーストラットサスペンション」と言うマニアックで数少ない特殊な構造のサスペンションを搭載しています。BZ-Rの上級グレードのみ採用された足廻りみたいです。
メリット、デメリットが色々あるみたいですが恐らくデメリットの方が多いと思います^_^;
過去の遺物のような扱いですが、個人的にはこうゆうの嫌いじゃないです(^^)
気になる方は一度調べてみてください(^^)

写真では分かりづらいですが、見たことない構造です。その仕組みは通常とは大きく異なり、サスペンションの取り外しにはSST（特殊工具）が必要で整備がしにくい事で有名なのも納得です。
ボールジョイント部分も固着し外れる気配もないので色々考えた結果、サスペンション単体で外す事は諦めて．．．

ゴッソリ外しました！！
今回はスプリングのみ交換なので、このやり方でOKですがショックアブソーバーも取り換える時はここからさらにバラしていく必要がありますね。

スプリングコンプレッサーを使って外します。

ダウンサスに付け替えて、

車両に戻します。
ゴッソリ外したおかげでかなり重たいので、取り付けは少し苦労しましたが、このやり方で正解だったと思います。
反対側も同様の作業を行い、フロントは完了です！

続いてリヤです。
リヤシートや内張り、シートベルトなどを外してアッパー部分の３つのナットを緩めれる状態にします。

リヤは普通の構造ですので、フロントに比べるとかなり簡単に外せます！
内装まわりの脱着の方が時間がかかりますね。

リヤもダウンサスに換えます。
左右とも交換して内装を戻して、ダウンサス取り付けは完了となります。

上がノーマルで、下がダウン後です。
約4cmのローダウンです！

低すぎず丁度良いバランスです(^^)
車高を下げるとスポーティーな雰囲気が増して、さらにカッコ良くなりました！
普段なかなか触る事のない仕組みの足廻りでしたが、無事に作業は終了しました。

大切にされていてコンディション抜群の1台でした(^^)
点検や車検でのご来店もお待ちしております。
ありがとうございました！

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