トヨタ　RAV4　MXAA54　リフトアップ　サスペンション交換　4×4ENGINEERING　カンサスLIGHT｜車検・点検・修理のグーネットピット

ご無沙汰しております！
マッドワークスの山口です。

ここ一ヶ月、多くのお客様からのご依頼を頂きましてブログ更新が出来ませんでした...
今月からはしっかりとまた掲載していきますので皆さんお楽しみにしていてください！

では！今回も参りましょう！
10月1回目の投稿は、トヨタ RAV4（MXAA54型）のリフトアップカスタムです！！
新型車であるため、中々リフトアップしている車両も少なくてパーツ選びに悩んだんですが、今回もカッコいい車両に仕上がりました！

お車のグレードは「Gグレード」でした。調べたところ、ハイブリッド車やオフロードパッケージ等は重量や元々リフトアップされている為かあまり上げられないということでした。

しかもまだ新しい車の為、ショックアブソーバも含んだリフトアップキットがあまりない・・・。メーカーなどに聞いてどんな方法が一番最良なのかを模索しました。

悩んだ結果選んだパーツはこちら！

「4×4ENGINEERING　カンサスLIGHT　リフトアップサスペンション」

こちらはフロントで約+35～+45mm リアが約+35～+45mmの上げ幅があり、乗り心地や見た目共にいい感じ！

早速交換していきましょう！

まずフロント側のサスペンション構造はストラット式です。
なので、サクッとショックとサスペンション一体で外せそうですね。

リアはダブルウィッシュボーン式です。
ロアアームを外せばサスペンションのみ交換が出来そうです。

ただし、リアのロアアームを固定しているボルトは片側に「偏心ボルト」が使われいます。

このボルトは回すことでロアアームの取付位置を変化させることができ、リアキャンバー角度の調整を行うことが出来ます。

最後にアライメントを取るので問題ないですが、外す前にマーキングを行いズレないように確認して作業を行います。

では、外す前に純正の車高を測っておきましょう！

一番の楽しみは、純正高さからどの位上がったのかを見る事なので、しっかりとメジャーで測定です。

フロント側の地面からタイヤセンターのフェンダーアーチまでは「79.7ｃｍ」
リア側の地面からタイヤセンターのフェンダーアーチまでは「80.0ｃｍ」

さあ、交換していきましょう！

ストラット式のサスペンションは車両から外すのが簡単です。

ストラットマウント（上側）の３本のナットを外し、スタビライザーロッドのナット１本、ナックルに繋がるボルト２本を外すだけです。

外したら、スプリングコンプレッサーという工具を使って元々付いているサスペンションを縮めてストラットマウントを外せばOK！

伸びきった純正サスペンションとリフトアップサスペンションを並べてみましたが、長さはあまり変わりませんでした。

ですがバネの巻数が多いみたいです。もちろん硬さやバネ径は太くなっていました。

元通りに組みなおして、車両に装着します。

今度はリア側です。
こちらは先ほど言った「偏心ボルト」が左右あるので注意して外していきます。

ロアアーム左右どちらも緩めて、サスペンションを抜き取ります。
組み付けるときの注意はロアアームをサスペンションの反力が効いた状態で上に押し上げなければいけないので、リフトにかけている車両のバランスなどが崩れないように（下から上に持ち上げるのでリフトから車が落ちないように！）慎重に行います。

これでリフトアップサスペンションへ交換が終わりました！
早速高さを測ってみましょ！！

フロント・リアともにどの位リフトアップできたでしょうか～

フロント側の地面からタイヤセンターのフェンダーアーチまでは「83.7ｃｍ」
純正より＋4.0ｃｍアップ！！

リア側の地面からタイヤセンターのフェンダーアーチまでは「84.5ｃｍ」
純正より＋4.5ｃｍアップ！！

しっかりとリフトアップしてくれました！
（装着後、増し締めや試乗を行った後の高さです）

最後にリフトアップを行ったらやらなければならない付随作業があります。

１、ライト光軸調整（車高が上がってライトが照らす位置が変わるため）
２，アライメント調整（タイヤ取付角度や足廻り部品を正確な位置に調整するため）
３、運転支援エーミング調整（レーダー・カメラの位置を正確に学習させるため）

足廻りの調整やライト光軸の調整ももちろん大切なことですが、一番は③の運転支援システムに関する「フロントカメラ」「バックカメラ」「サイドカメラ」「ウルトラソニックセンサ」といった自動ブレーキや車線逸脱警告・パノラミックビューモニタ等を行う部品をリフトアップに伴い正確な測定ができるように調整し直してコンピュータに再学習をさせなくてはいけません。

もちろん、これらは去年Ｒ３年１０月１日から施行された「特定整備」に該当しますので、特定整備認証を受けた工場で行う必要があります。

今回は各調整を「外注作業」にて行いましたが、当店も「特定整備認証」を受けた整備工場ですので、入庫の際は安心してお任せ下さい！！

それではまたのご入庫お待ちしております！
今回も最後までご覧頂きありがとうございましたーー！！！

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