20万km走行のZN6 トヨタ86雨漏り修理！さらにこんなところも傷んでいた！｜車検・点検・修理のグーネットピット

　
雨の翌日、トランクが濡れている、というお客様からの一報とともに画像が送られてきました。見てみるとテールレンズの辺りに雨水らしきものが漏れた跡がありました。
　

　
86/BRZの持病のようなもので、ド定番のトラブルと言われています。
すぐにお車をお預かりし、テール周りを点検することにしました。

クォーターパネルとバックパネルのつなぎ目のシーリング部分にクラックのようなものが見受けられたので今回は表と裏からしっかりとシーリング材で水が侵入しないように対策いたしました。
　

　
現状だと汚れが酷くハッキリわかりませんが、洗浄してみるとクラックが入っているのがわかります。ここから水がトランク内に侵入してくるようです。

　
調べてみると、走行距離が多くなった車両や、スポーツ走行などでボディに負荷がかかっている車両はこのシーリングにクラックが入り、雨漏りの原因になっているということです。

シーリングからの雨漏りは、トランク内を濡らすだけでなく放置しておくとパネルのつなぎ目からサビを発生させる原因にもなります。こういったトラブルは早期発見し、しっかりと対処しておくことが重要となります。

今回は表と裏からしっかりとシーリング材で水が侵入しないように対策しました。
　

　
同時にテールレンズとキーシリンダーのパッキンも交換いたしました。
　

　
ZN6の86も発売開始から10年以上が経過し、いろいろと劣化してきています。特にスポーツ走行をしていた車両はその劣化が顕著に出てきますので、定期的な点検を行い、早め早めの対処をしていくことでその車両の寿命が伸びていきます。

■更に詳しい記事はこちら
https://tempa.co.jp/maintenance/zn6-trunk-leaking-rain/

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