メルセデスベンツ　W213　9Gトロニック　ATF圧送交換 愛知県名古屋市｜車検・点検・修理のグーネットピット

メルセデスベンツ　W213　E250　ATFの圧送交換でのご入庫です。

ありがとうございます。

メルセデスの９速ATもチラホラとお問い合わせが増えてきました。

余談ですが、BMWはATを９速化しても効果があまり得られないとの事で、９速化は見送り８速ATで今後も継続だとか・・・。

メルセデスのATも9Gより、樹脂製のフィルター内蔵オイルパンに変更されています。

これに伴い、ストレーナー交換の際は、オイルパン一体での交換が必要となり、少々コストが高くつくようになりました。

しかしながら、オイルパンの設定価格は、BMWのZF製と比べると半値ほど・・・。

最近思うんですけど、ブレーキもBMWよりメルセデスの方が部品代安いんですよね～

BMWさん、頑張ってくださーい！！

脱線はこれくらいにして、作業の方を進めていきます。

先ずはドレンアウト！
しても、ほとんど抜けてきませんｗ
ＳＳＴを差し込んで、ドレンアウトポジションにする必要があります。

ドレンアウトしましたら、オイルパンを取り外し。

メルセデスには、コンバーターにもドレンがありますので、そちらからもＡＴＦを抜く事が出来ます。

オイルパンからも旧ＡＴＦを抜きておくと、交換率が高まり圧送交換で使うＡＴＦ量を抑える事が出来るような気がしますｗ

内部を出来る範囲で洗浄して、オイルパンを取替。

同時に、フロージングパイプ、超音波レベルセンサーも取替を実施。

オイルパンの新旧比較です。

走行距離は60000Km弱の車両です。

街乗り主体のせいか、それなりに汚れていますね！

今回の交換は良いタイミングだったと思います。

オイルパンの取付ボルトは再使用不可です。

4Nm　+　90度　で締め付ける、塑性域ボルトです。

塑性域ボルトは、一般的に再使用不可で、BMWなどのオイルパンもこの形式が使用されています。

組みあがりましたら、メルセデス用ATFアタッチメントを取付。

9G対応のを持っていませんでしたので、今回購入。
結構高いんですよ（泣
なので、皆様のご依頼お待ちしております（笑

初期充填をしまして・・・循環の為にしばらくエンジンを廻し、各レンジに切り返します。

その後、圧送交換スタートです。

使用するATFはペトロナス　Tutela　ATF700　です。

初期充填6㍑　圧送12㍑で進めていきます

いい感じに仕上がりました！

油糧調整に入ります。

スキャンツールを接続し、油糧調整モードに。

メルセデスのATは油糧調整前に、スキャンツールでのAT内エア抜き、モードの切り替えが必須です。

DIYでの交換は、絶対にお止めください。

結構いろんな工程を経まして、再度SSTを接続。

油糧調整ポジションにセット。

SOD-1を7％追加で補充して、最終調整します。

調整位置に合わせ、出てくるATFが糸状になったところが基準値となります。

その後は、トランスミッションのキャリブレーションを実施。

9速分のｸﾗｯﾁを再調整していきますので結構時間が掛かります。

交換後は・・・・・

もともとそんなに不満のなかったATですが、交換後は走りが明らかに滑らかです。

中間加速が良くなりましたね！

ご依頼ありがとうございました。

メルセデスのATF交換もお任せください！

• W213ATF
• 名古屋市
• 愛知県
• W213
• 9Gトロニック
• ATF交換
• ATF圧送交換
• メルセデスベンツ
• 取付
• 修理
• 交換