ポルシェ911（996カレラ）エアコンからゴミ（スポンジ）が吹き出てくる・・・ 名古屋市西区｜車検・点検・修理のグーネットピット

ポルシェ911　996カレラ　エアコンをつけると、ゴミが飛んできて、口に入るは目に入るわで大変なので何とかしたいとご相談です。
この年式のポルシェでは、ほぼすべての車両が経験するトラブルとなり、986系のボクスターでも同内容の修理となります。

何が飛んでくるかというと・・・・
エアコンの温度調整のセパレーターにスポンジが貼り付けられており、それが経年劣化してパネルからはがれ内部に侵入し吹き出し口から飛んでくるというメカニズムです。

運転中にこんなのが飛んできまして・・・・・
そりゃ目に入るし吸い込むし、不快極まりないうえ、危険です（笑）
早速修理していきましょう。

ワイパーやカウルを取り外し、ヒーターラジエータを引っこ抜きます。
ただし、プラスチック部品は経年劣化しているので割れやすいです。
注意しましょう。
まあ、大体がすでに割れていますｗ

こんな感じに・・・・・
後で処置は致しますが、そこらへんはご容赦ください。
中には、カウルパネルが交換になってしまうケースもありますので予めご了承くださいね！

引き抜いたヒーターラジエータにはスポンジの残骸が・・・・

ヒーターラジエータのケースをのぞき込んでみると・・・・
スポンジの残骸が　これでもかっ！　と言わんばかりに堆積していますので、お掃除を～
これらが、室内空間に飛んできます。

もともとはセパレーターとして存在していたスポンジですから、そのスポンジが無くなってしまった今、セパレートできなくなっていますのでセパレーターを自作・増設します

セパレーターとして用意した板を敵寸にカットし、プライマーを塗って接着力を高め、両面テープで固定します。
まあ、しっかり分離できれば何でもいいです（笑）
アルミテープやガムテープだけで仕上げてしまうところもあるようですが、耐久性も必要なので、弊社ではこのような形で施工します。

んで、セパレーターに装着（接着）

あとは、復元していけば完成となります。

ココの部分はしっかりブチルで水の侵入が無いように加工が必須です。
甘いと雨水が室内に侵入してきます。

外さないと掃除出来ないので、この機会にガラスも清掃しておきましょう。

ついでにカウルも艶出して、気分もリフレッシュ！
そんなに長持ちはしませんが・・・・（笑）

WAKO’S　パワーエアコンもご用命いただきましたので、追加で補充しました～

ご用命ありがとうございました！

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