BMW F31　３シリーズツーリング　ATF圧送交換 名古屋市西区｜車検・点検・修理のグーネットピット

今週はタイヤ交換が激しく腰が痛い・・・・・・
BMW　ATF圧送交換・オイルパン・ストレーナー　ATFフルコースのご案内です。
BMWにお乗りのユーザー様には、ぜひおススメしたい＆施工していただきたいメニューです。
BMWジャパンでは、ATFは無交換でよいとされておりますが・・・・・
BMWジャパンの直接のお客様、（新車で購入）であれば、代替サイクルから勘案して無交換でも問題ないとは思いますが、そのお車を長く快適に故障リスクを減らして乗る為には必須だと考えています。

オイルパンからは、少量ながらオイル漏れがありそうですね。
先ずは、オイルパンドレンよりドレンアウトします。

オイルパンをサクッと外し、コネクトスリーブを外すため、オイルポンプを外します。
清掃も一緒にしておきましょう！

ATのコネクターを切り離し、AT内部のストッパーを解除して、気合でスリーブを引っこ抜きます。

スリーブの新旧比較
やはりOリングは瘦せていますね。
で、
新しいスリーブをグリスアップもしくはATFを浸透させて、仮合わせ後気合ではめ込みます。
AT内部のスリープストッパーがすんなり入ればOKです。

こんな感じになればOK
ボルトを規定トルクで締めておきます。

内部洗浄をしっかり行い、AT内の汗が引いたら、オイルパンを組付け。
BMWのオイルパンはフィルター内蔵式です。
この構造にすることにより、ATの最下部よりオイルを吸い上げることができるので、多少の漏れがあってもAT内部に深刻なダメージを与えない構造になっています。
でも
このこのオイルパン良く漏れますｗ
社外品は特に漏れます・・・。
弊社ではこの部品は純正しか使いません。
社外品の持込みもお断りします。

オイルパンのアルミボルトは再使用不可です。
トルク規定もシビアに行います。
ボルトの再利用は、正確なトルク管理が出来ず、漏れの原因になるので絶対変えましょう。

オイルパンを組み上げましたら、先ずはフィラプラグより規定量（ドロップアウト分）+αを充填します。
新油が5Ｌほど混ざった状態になりますので、エンジン廻したまま、シフトレバーを各レンジに廻し、３０分ほど内部を混ぜます。
この作業は、より交換率を上げる為とフラッシング兼ねます。

その後、専用のアタッチメントを装着して、圧送交換スタートです。
こんかいは9Lで圧送を行い、全量15Lの予定です。

圧送交換が終わりましたら、一度AT内部を冷やします。
今回は、閉店後に作業して、翌朝迄冷やしました！

翌日、テスターを繋ぎ４０度まで油温を上げながら、フィラプラグよりドロップアウト。
タイミングを見計らってSOD-1を追加補充しておきます。

最後にATFを再補充しながら、フィラプラグより最終油量調整です。
落ちてくるATFが規定温度で糸状になればOKです。
最後にフィラプラグを新品にして完成です。

ご用命ありがとうございました！
体感できる、快適な
駆け抜ける喜びをご堪能ください。

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