デミオ　オーバーヒート修理　名古屋市西区｜車検・点検・修理のグーネットピット

エンジンチェックランプ点灯　と　エンジンがカリカリして走らない
とご相談を受けました。

どうやらオーバーヒートをしている様子・・・・。
エンジンチェックランプ点灯時の車両データは水温１３０℃を記録しておりました。

オーバーヒート時、先ずは水漏れの確認ですが、大丈夫そうです。
次のステップとして、ラジエータホースを触ります。
手で握れるレベル・・・・熱くない。
という事は、サーモスタットが壊れ、水が流れていないか、ウォーターポンプ自身が破損している等々が考えられます。
ウォーターポンプ自身のガタツキなどはなさそうでしたので、消去法でサーモスタットが一番怪しそうです。

入庫日当日の部品手配は間に合わず、また、弊社の代車も出払っておりましたが、お客様からどうしても翌日、翌々日は車を使いたいとのリクエスト。

サーモスタットの単体点検では、明らかに不良でしたので、ついているサーモスタットを破壊してｗ水がいつでも流れるようにしておき再度組付けします。

とりあえず、コレで乗れるようになります。
注意点としては
①エンジンが温まりにくくなるのでヒーターの効きが悪くなる恐れがある。
②エンジン適温が保てないので、多少の燃費の悪化を招くようになる。
③高速走行時などには、４速に入らないようになる恐れがある。
などが考えられます。
お客様にはきちんと説明します。
ただ、普通に乗られるのに、そこまで不自由はありません。

後日再入庫し、サーモスタット交換です。
デミオのサーモスタットは、少々アクセスが悪く、エアコンコンプレッサーを脱着した方が良いですね。
サーモスタットには向きがあるので、慎重に・・・。

LLCを入れてエア抜きです。
これまたデミオのエア抜きは少々手間で、バッテリーを外し、黄色〇部分の奥にある、キャップを外し、エア抜きをします。
このエア抜きをしないと、水の入りが悪く、オーバーヒートの可能性もあります。

エア抜きもバッチリ！
ヒーターの効きも確認して、水漏れがないか最終確認です。

ご利用ありがとうございました

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