ポルシェ　ボクスター　車検＆エンジン始動不良　名古屋市西区｜車検・点検・修理のグーネットピット

何年も動かしていないポルシェの車検をしてほしいと依頼がありました。
バッテリーも当然ダメですので、先ずはガレージに現車確認です。

見事なまでに長期放置車両です（笑）
車検は平成25年5月まで。
ボクスターはボンネットオープンも電気式ですので、運転席足元にあるサービスプラグからバッテリ電圧を供給してボンネットを開けます。
オイルも落ち切っていますから、オイルゲージを確認し1L補充してエンジンをかけてみますが、やはりかかりません。
ご近所でしたので、200ｍほど数人のスタッフで手押しして工場まで搬入です。

先ずは洗車しました。
8年分のホコリを流します。
車検を受けるには、エンジンが始動しなければ話になりませんので、エンジンがかからない原因を探ります。
点検の結果、燃圧（ガソリンが流れていない）がありません。
燃料ポンプが動いていないので、取外し単体確認します。
ポンプは死んでいましたので部品発注しましたが、年式古いからか本国オーダーとなりました。

外した燃料ポンプです。
年々も放置してあった車両ですので、インジェクターが詰まってないといいな～と願いながら部品を待つ事としました。

どうみても燃料が普通ではないので、タンクから全部抜いて燃料タンクは出来る限り清掃。燃料フィルターは当然交換。
点火系は大丈夫でしたが、スパークプラグは交換。
ブレーキに固着がありましたので、全数オーバーホールを施します。
パットの残量は充分でした。
写真がなくてすみません・・・・・。
夢中になっちゃうとついつい取り忘れるんです。

数週間後・・・・・
燃料ポンプが入荷し装着！！！

なんと

エンジン1発で火が入りました！

テスト走行し良い状態でしたので、50Kmほど走行し、いろいろ慣らしてから車検場に行きました。

もちろん車検合格です！！！

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