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2022年03月15日 16:47コペン 冷却水漏れ → エンジン積み替え
ダイハツ コペン冷却水漏れ修理でご入庫いただきました。
オイルパンまでクーラントの赤い筋状の跡が来ています。
早速症状の原因を調べると、
シリンダーヘッドとシリンダーブロックの間からクーラントの赤い花が咲いたように乾燥したクーラントがへばりついていました。
この症状は希にこのエンジンにあるらしく、
ネットでも紹介されているトラブルです。
数日の時間をいただき修理メニューを考えました。
1.エンジンオーバーホール
2.中古エンジン載せ替え
3.パーシャルエンジン、もしくはリビルトエンジンに載せ替え
ユーザー様と打ち合わせた結果、リビルトエンジンに載せ替える事となりました。
リビルトエンジンには2年4万キロメートルの保証もつきますので安心していただけるかと思います。
作業に際しては、その他の消耗部品や気になる部分は全て交換することとしました。
現車の走行距離から、
ラジエター、クーラント関係のホース類とターボ廻りの水、オイル配管等を交換。
エンジンマウント類3点も交換しました。
続いて作業風景です。
エンジンを降ろしました。
コペンの場合、エンジンはメンバーと共に下に抜きます。
そして今回のトラブル原因の特定。
画像に見られるように、シリンダーヘッドとシリンダーブロックの間からクーラントが湧き水のように漏れているのが確認できます。
本来はヘッドガスケットが水やオイル、圧縮を止めてくれているのですがコペンのこのjJBエンジンの場合、
あるあるトラブルのようです。
タービン廻りの配管パイプの確認。
そこそこ年数が経っているせいか、
パイプ関係の錆が目立ってきていますので、
これらの部品は交換します。
その他、
ラジエター
クーラント関係のホースも交換。
部分的に大切な場所はシリコンホースを使用しました。
また、
ラジエターのタンクが変色気味なのでラジエターも交換。
コペンはラジエターのトラブルが少なくないことから新品にしました。
リビルトエンジンとミッションをドッキング。
補機類の組み付けに入ります。
エンジンマウントも交換。
これは3点ある内のひとつです。
少し部品待ちの時間がありましたので、
タペットカバーをガンメタに塗装しておきました。
エンジンを積み込み、
完成へともう一息のところです。
クーラントは100%で使用するスーパークーラントです。
プラグはNGK、オイルはMoty'sを使用します。
最後にバンパーの装着、
エンジンカバーを取り付けて完成です。
大切に乗ってください。
対象車両情報
初年度登録年月 | 平成17年 | メーカー・ブランド | ダイハツ |
---|---|---|---|
車種 | コペン | グレード | アクティブトップ |
型式 | ABA-L880K |
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