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こんにちは！ 上網モータースです！

今回はロードスターの雨漏れの修理です。
お客様から洗車後にトランク内部が濡れているとの事でご依頼いただきました。
こちらのお車はオートエグゼのタワーブレースセットを取り付けているのでトランク内のカバーを一部切り取ってあり、そのタワーブレースが濡れているとの事でした。

雨漏れの確認は漏れている場所を目視で確認するために室内から行う必要があります。
・・・ん？ロードスターのトランクって人は入れるの・・・？
当店スタッフ小柄な人間おりません(￣▽￣;)

結局当店最長身の170cm後半の細身なスタッフが入ることに。
念のため中からトランクが開けられるようにスマートキーを持たせます。
おなかの中の胎児のように体を丸めてもらうと何とかギリギリトランクを閉めることに成功。

この状態で車体にシャワーをかけていきます。

２、３分シャワーをかけているとトランクの中から声が聞こえてきたので水を止めトランクを開けます。
どうやら雨漏れが確認できたとの事ですが、体を動かすスペースがない為それ以上は特定できてないとのこと。大体の部位は特定できたのでその周辺のカバーなどを外して追及していきます。
（ちなみに、スマートキーはポケットに入れていたので持って入った意味はなかったらしい(ﾟДﾟ;)手に持っておかないとね。）


カバーを外していくと濡れているのは実はトランク側ではなく室内側の方がメインというのが判明しました。
今度は自分が室内に入り漏れを確認すると、すぐに水の侵入箇所が特定できました。

ホロの下側の一部が割れていてそこから雨水が侵入していました。

こちらはリヤベルトラインモールという部品で、家屋でいうところの雨どいのような役割をするところです。
そりゃ雨どいの一部がパッカーンと割れていたら雨水がドバドバ入ってきますね。

こちらの部品交換はホロを外さないと交換できないので、まずはホロを骨組みごと取り外します。

ホロを取り外しました。ぐるっとコの字に取り付けてある黒い部分がリヤベルトラインモールです。

ボディから出てるボルトの上下がきれいに割れています。きれいすぎて合わせ目かと思いましたが、新品はちゃんと一体だったので経年劣化により縮んで割れてしまったのかなと推測します。

モールを新しいものに交換後、濡れていた内部を清掃し室内カーペット等を乾燥させて内部、ホロを復元していきます。普段の室内清掃で手の届きにくい所なので、カバー等は清掃しながら組んでいきます。

ある程度組めたら雨漏れの確認をします。
しっかり漏れは止まっていたので、最後まで組付けを行い作業完了です。

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