日産　リーフ　エア【EVオーナー必見！】ZE1リーフのエアコンリフレッシュで航続距離（電費）もアップ！？コンリフレッシュ｜車検・点検・修理のグーネットピット

EV（電気自動車）のオーナーの皆さん、特に日産リーフ（ZE1型）にお乗りの方、夏のエアコン使用時に「最近、冷えが悪いな...」と感じたり、「いつもより電費が悪くなった気がする...」と感じたことはありませんか？

実は、その不調、エアコンガスの不足が原因かもしれません！
今回は、当店にご入庫いただいたZE1リーフのエアコンリフレッシュ作業をご紹介します。単に冷えが良くなるだけでなく、EVオーナーにとって嬉しい航続距離アップにも繋がる、重要なメンテナンスですよ！

EVにとって「エアコンガス」はなぜ重要なのか？
ガソリン車でもエアコンガスは大切ですが、EVであるリーフの場合、エアコンはただ車内を冷やすだけでなく、バッテリーを適切な温度に保つという重要な役割も担っています。
ガスが不足すると、コンプレッサー（エアコンの動力源）が無理をして長時間稼働することになり、その分バッテリーから電力を多く消費してしまいます。これが電費（航続距離）の悪化に直結するんです。

診断結果：基準値850gに対し300gも不足！
今回ご入庫いただいたZE1リーフの規定ガス容量は850gです。（ヒートポンプシステム搭載車）
専用の機器で現状のガス量をチェックしてみると…なんと約300gも不足していることが判明しました。これは規定量の約35%以上が失われている状態です。これでは冷えが悪くなるのも、電費が落ちるのも当然です。

PS134+で徹底リフレッシュ！
不足が確認されたため、エアコンリフレッシュ（クリーニング＆チャージ）を実施しました。
今回は、高性能なエアコンガスマシンであるPS134+を併用し、エアコンシステムの効率を最大限に引き上げます。

リフレッシュの作業内容
1. 既存ガスの回収・再生: システム内の古いガスや水分、不純物を高精度で完全に回収します。
2. 真空引き: 配管内を真空にし、残っている水分を蒸発・除去します。
3. 再生したエアコンガスの注入: コンプレッサーのフリクション（抵抗）を低減し、熱交換効率を高める添加剤を注入します。
4. 規定量の正確な充填: 850gという規定量ピッタリに、純度の高い冷媒ガスを正確に充填します。

【結果】冷房効率が向上！そして航続距離への影響は？
作業後、吹き出し口の温度を計測すると、作業前より格段に冷たい風が出るようになりました。これはコンプレッサーが以前より少ない負荷で効率よく稼働している証拠です。
そして、EVオーナーにとって最も重要なポイントがこれです。
エアコンの効率が向上したことで、コンプレッサーの余分な電力消費が抑えられ、その分走行に使える電力が温存されます。
つまり、エアコンリフレッシュは、快適性を取り戻すだけでなく、実質的な航続距離（電費）を伸ばすための重要なメンテナンスなのです！

まとめ：EVのエアコンは定期的な点検を！
「冷えるから大丈夫」ではなく、規定量のガスが入っているかどうかが、EVの電費とバッテリー保護に直結します。
ZE1リーフにお乗りの方で、最近「冷えが悪い」「電費が落ちた」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください！専用機材でガスの状態を正確に診断し、快適なEVライフをサポートいたします！
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