- 板金・外装補修
- ダイハツ ミラトコット
2025年03月20日 13:03ダイハツ ミラトコット 板金・外装補修 リアフェンダー取付
YouTube動画をつくりました。
https://youtube.com/shorts/cG6FOhutc68?feature=share
グロック先生に聞きました。
Q.自動車のリアフェンダーが壊れていたら、どの様な不具合が出ますか?
A.自動車のリアフェンダー(後輪上部のボディパネル)が壊れている場合、直接的な機械的機能への影響は少ないものの、見た目や安全性、車両の保護に関していくつかの不具合が発生する可能性があります。以下に具体的な影響を挙げて説明します。
主な不具合
1.外観の悪化
リアフェンダーにへこみ、割れ、錆などが生じると、車両の美観が損なわれます。特に目立つ場所なので、見た目が気になる場合が多いです。
2.水や泥の侵入
リアフェンダーは後輪からの水しぶきや泥、砂利などを防ぐ役割があります。壊れていると、これらが車体や内部に飛び散りやすくなり、以下のような問題を引き起こします:
車体の錆びの進行、トランクや荷室への水の浸入、後部座席周辺への汚れの付着
3.走行時の騒音増加
フェンダーが破損して隙間ができると、風切り音やタイヤが巻き上げる小石の音が車内に響きやすくなります。特に高速走行時に顕著です。
4.安全性への影響
飛び石のリスク: フェンダーが壊れていると、後輪が跳ね上げた石や異物が後続車や歩行者に当たる可能性が高まります。
車検不合格: 日本では車検時にフェンダーの損傷が「鋭利な突出部」や「構造的欠陥」とみなされると不合格になる場合があります。
5.構造的剛性の低下
リアフェンダーはボディの一部としてフレームとつながっており、軽微な損傷なら影響は少ないものの、大きく変形したり亀裂が入ったりすると、ボディ全体の剛性が若干低下する可能性があります。事故時の衝撃吸収性能にも影響が出る場合があります。
6.タイヤやホイールへの影響
フェンダーが壊れて形状が変わると、後輪とのクリアランス(隙間)が狭まり、タイヤがフェンダーに擦れることがあります。特にサスペンションが沈む場面(重い荷物を載せた時やコーナリング時)で顕著です。これによりタイヤの摩耗や異音が発生する可能性があります。
状況別の影響
軽いへこみ: 主に見た目と水跳ねの問題。走行性能への影響はほぼなし。
大きな穴や割れ: 水や異物の侵入が顕著になり、錆や騒音が増加。
フェンダーが脱落: タイヤがむき出しになり、飛び石や法令違反(車検対応)のリスクが高まる。
対処法と修理の必要性
軽微な損傷: 見た目を気にしないなら放置も可能。ただし、錆防止のために早めに修理(板金塗装)するのが理想。
重大な破損: 安全面や車検を考慮し、修理や交換が必要。費用は損傷の程度や車種によりますが、数万円から10万円程度が一般的。
注意点
リアフェンダーの破損が他の部品(サスペンションやブレーキラインなど)に影響を与えている場合もあるので、目視や走行テストで異常がないか確認することが大切です。特に事故や衝撃で壊れた場合は、修理工場で全体の点検を受けることをおすすめします。
対象車両情報
メーカー・ブランド | ダイハツ | 車種 | ミラトコット |
---|---|---|---|