- エンジン関連修理・整備
- マツダ RX-8
- 費用総額:442,073円
2019年12月21日 10:10マツダ RX-8 エンジン始動不良修理 流山
エンジン始動不良という事で、ロードサービスにてご入庫いただきました。
お客様に症状を確認した所、ロータリーエンジンに多いかぶりのような症状でした。
それ以前、前日も特に不調はなく、普通に使っていたとの事です。
実際にエンジン始動を試みるも、初爆はなくかぶっているような感じを受けました。
実際にスパークプラグを外してみると燃料で濡れてしまっています。
そのため、一度プラグを清掃して、エンジン始動時に燃料カットをするデチョークという方法がありますので、それで始動してみると、初爆がある時もあり掛かりそうになる時もありますが、その後すぐにストップ
始動には至りません。
始動不良がプラグのかぶりだけではないと考え、基本点検を勧めます。
燃料の供給は問題なく、スパークプラグからの火花も確認できます。
そこで、エンジンの圧縮圧力を測定してみると、標準値はもちろん、限度値にも満たない状態でした。
一番悪いところで、限度値の半分にも満たない測定値でした。
ここまで圧縮圧力が不足していると、エンジン載せ替えかオーバホールしかありません。
状況をご説明後、エンジンを中古で交換することになりました。
中古エンジンを探すと何件か出てきますが、低走行距離車が好ましい事はもちろん、現状を確認できる為、今現在車載状態にあるもので探します。
エンジンを下す準備をしていきます。
補器類を外していき、配管、コネクターを丁寧に外していきます。
特に、ある程度の年式の車になると、プラスチックやゴムの硬化が激しく、ドライヤーで温めながら丁寧に外していかないと破損させてしまうので、細心の注意が必要になってきます。全ての配管、配線が外れたところで、ミッションを下し、その後、エンジンを下していきます
上記が外したエンジンです。
中古のエンジンに入れ替えをし、補器類も状態を見て入れ替えていきます。
全て組付けたのちに、エンジンオイル交換、冷却水交換、エアコンガス類を補充、
作動確認後、走行テストを行い、納車させていただきました
対象車両情報
初年度登録年月 | 平成16年 | メーカー・ブランド | マツダ |
---|---|---|---|
車種 | RX-8 | 型式 | LA-SE3P |
費用明細
項目 | 数量 | 単価 | 金額 | 消費税 | 区分 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
修理工賃一式 | 1.0 | 194,400 | 194,400 | 課税 | 整備 | |
部品代一式 | 1.0 | 207,485 | 207,485 | 課税 | 部品 |
小計(課税) (①) | 401,885円 |
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消費税 (②) | 40,188円 |
小計(非課税) (③) | 0円 |
値引き (④) | - 円 |
総額(消費税込) (①+②+③) | 442,073円 |