BMW 118i 冷却水漏れ修理 ｜車検・点検・修理のグーネットピット

冷却水漏れの点検、修理にてご入庫いただきました。

リザーブタンク水量警告灯が点灯した為、早期に気が付きオーバヒートはしていないようです。

エンジンルーム上側からは、漏れの箇所が少しわかりにくいので、リフトアップして下から確認しました。

上から見ると、この辺りの奥で冷却水が漏れています。

写真の黄色丸の部分
プラスチック製のホースが完全に折れています。

拡大すると、こんな感じです。

黒いプラスチックの破損面が変色していますので、外から力が加わっての破損ではなく、プレスチックの劣化です。

該当部品を取り外した状態です。

欧州車は冷却水周りにプラスチックの部品を多用しています。
本来であれば、他の部品の劣化も考えられますので、同時交換してしまうのが今後のトラブルを防ぐうえでは良いとは思いますが、部品点数が多い為、お客様と相談のうえ、今回は該当部品のみを交換する事になりました。

新品部品です。

ゴムホースと、両端のプラスチックの部品が一体で、ゴムホースだけや、今回破損したプラスチックの部品のみの部品設定はないようです。

新しい部品を取り付けて、冷却水を交換後、エア抜きをして漏れの無い事を確認して修理完了となります。