ＥＫ９　シビック　タイプＲ　タイミングベルト交換　ウォーターポンプ交換　タペット調整　バルブクリアランス調整　ドライブシャフトブーツ交換　【広島市　安佐北区　シグナル　安佐南区　西区　東区　中区　南区　佐伯区　安芸区　安芸高田　東広島】　　｜車検・点検・修理のグーネットピット

ホンダ　ＥＫ９　シビック　タイプＲの作業を行いました。


作業内容はタイミングベルト・ウォーターポンプ・オルタネーター・カムシール・クランクフロントシール・ヘッドカバーパッキンの交換と、バルブクリアランス調整（タペット調整）です。


養生をして作業開始！！

で、リフトに上げるとドライブシャフトブーツが破れているのを発見！！(>_<)

すぐに部品注文して、その間に作業を進めていきます。


このエンジンはヘッドカバーを外さないとタイミングベルトカバーが外れません。
なのでヘッドカバーを外したついでにバルブクリアランス調整を行います。

タイミングベルトを外してからクランクのスプロケットを外してみると・・・オイルシールからのオイル滲みがありました。

同じくカムシールからも滲みが・・・(>_<)

そしてウォーターポンプからも水漏れの跡が！！(>_<)

何処もまだ軽症だったので丁度良いタイミングでの入庫でしたね！！(^o^)




あっ、今回交換する消耗部品一式です。

そしてオルタネーターはリビルト品に交換します。

バルブクリアランスの調整ですが、このエンジンはカムシャフトがダイレクトにバルブを押すのではなく、ロッカーアームを介してバルブの開閉を行っています。
ダイレクトプッシュの場合はバルブの上にあるバルブリフターの厚み（シム）を変更して調整を行うので面倒臭いですが、ロッカーアーム式の場合はボルトの突き出し量で簡単にクリアランス調整を行えます！！

クリアランス（隙間）の調整はシックネスゲージを隙間に差し込んで行います。（なので隙間ゲージとも言う）

うちでは基本短いシックネスゲージを使いますが、調整場所が奥まった所にあり短い物だと届かないので今回はこの長いタイプを使用して調整を行いました。
（長いので非常に使い辛い(T_T)）

各部品を交換して元通り部品を組付けして・・・追加作業になったドライブシャフトブーツを交換します。

↑分割タイプの部品設定があったのでドライブシャフトの脱着をせずに修理可能です。

分割タイプじゃない場合はドライブシャフトの脱着＆ブーツ交換で工賃も高くなりますし、ミッションオイルも抜けてしまうし、足回りの一部を分解するので最悪アライメント調整も必要になる可能性もあります。
なので、分割タイプの設定がある場合は基本分割ブーツを使用して修理しています。

最後にクーラントを入れてしっかりエアー抜きを行い作業完了です！！

この度は作業のご依頼誠にありがとうございましたm(__)m

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