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ＢＮＲ３２　スカイラインＧＴ－Ｒの作業を行いました。

前回、他の作業で入庫した際にごく稀に４ＷＤランプが点灯すると
言われていたのですが、入庫した際には症状が出ていませんでした。

４ＷＤランプが点灯又は点滅した際はトランク内にあるＥ－ＴＳコントロールユニット
のＬＥＤランプの点滅回数で自己診断する事が出来ますが、イグニッションスイッチを
ＯＦＦにしてしまうと診断個所が消去されてしまうのでしばらく乗ってもらいながら
症状が出た時に見させて欲しいとお願いしていました。

で、症状が出たという事で車を預かり点滅回数を確認すると
１８回点滅でETS圧力スイッチ及び経路異常というのが出ました。

この症状の場合、リアデフの上に付いているＥ－ＴＳユニットの中に
アキュームレーターという部品があり、これがヘタると油圧を保持しなくなり
警告ランプが点灯する事があるらしいのでアキュームレーターを交換する事に
しました。

まだ部品の供給はありますが、年々部品の値段が上がっていて
メッチャ高くなってます（汗）

まぁ、30年近く前の車の部品の供給があるだけマシというか有難いですけどね！！



アキュームレーターの交換ですが、こんな感じでリアデフの上の狭いスペースに
付いています。

工具を駆使して隙間から交換しようと試みたのですがメチャクチャ固く締まっていて
ＭＡＣＴＯＯＬの工具が壊れてしまいました（滝汗）


結局、リアデフを降ろす事になりました(>_<)

リアデフを降ろしたら丸見えになるので交換は楽勝です。

アキュームレーターを交換してリアデフを元通り車体に取り付けしたら
手順に従いアテーサのエアー抜きを行います。

勿論、使用するオイルはアテーサＥ－ＴＳ専用オイルを使います。

オイルのサブタンクはトランク内にあるのでしっかり養生してから
エアー抜き作業を行います。

エアー抜き後試乗してみましたが４ＷＤランプの点灯も無く
フロントトルクメーターで作動の確認もＯＫ！！

やはり故障の原因はアキュームレーターだったみたいです。

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