ヴァンガード　板金・外装補修｜車検・点検・修理のグーネットピット

どうもおはこんばんにちは～(n*´ω`*)
前回の更新からだいぶ間が空いてしまいましたね・・・；
本当は毎月１更新はしたいのですけど、
ありがたいことに鈑金の方がコンスタントに入ってきて中々手が空けられない状態が続いてました・・・。

この記事を書いているのがGWの中日ということで連休中に遠出をしている、これからするという方も多いと思いますが、出先で事故ってせっかくの旅行が台無しにならないように気を付けてくださいね～(;・∀・)

ではでは今回の作業内容はコチラ　　↓　　↓

・・・・・ハイ。
久々の大仕事です・・・。

フロント周りは大破といっていいでしょう・・・。
衝撃でフロントフェンダーが後ろに押されてフロントドアと干渉してしまっています。
また、タイヤも後ろにだいぶ押されて足回りが歪んでしまっています。
そしてリアドアも大きく凹んでいて、センターピラー下部からロッカーパネルまで損傷してしまっていますね。

なかなか骨の折れる内容ではありますが気合を入れてやっていきましょう・・・！

ここまでの内容となると通常のリフトに載せての作業では直せないので、
フレーム修正機にて作業をしていきます。

ボディー寸法図から車の中央を出してそこを基準にあれこれ機材をセットしていきます（車体の下に通ってる梯子的なヤツ）
寸法図にはフレームのこの穴は地上高何mmとかフロントから何mmとか、穴Aと穴Bの距離は何mmとかあるのでそれを頼りに現状がどのくらいズレているのかなど確認しながら
形を元に戻していきます。

修正機では硬いフレームなどを修正する必要があるのでこの黄色いごっついやつで引っ張っていきます。

中のフレームさえきちんと直してしまえばぶっちゃけあとは全部交換するだけといえばそうなので（立て付け合わせとかはありますけど・・・）
ここまでくれば後は普段の作業と特に大きく変わるところはないですね！

仮組した状態です！

塗装してからでは立て付け合わなくてつけたり外したりで傷になってしまったら２度手間なので塗装する前に必ずすべて組み付けて、パネル同士の隙間などきちんと合うかドアやボンネットの開閉に引っ掛かりはなくスムーズにいくかなど確認してから塗装します。

ちなみにセンターピラー下部からロッカーパネルにかけてはこんな感じでいつものように鈑金して終わり！

あとはパネルを新品に交換した場合塗装がされていないので内側も塗る必要があり、この辺は作業する人の好みとかやり易さ、効率などで変わってくるのですが
外した状態で両面塗ってから組付けと、写真のように内側だけ先に塗って組み付けてある状態で再度外側を塗るやり方ですね。
ただまぁせっかく塗ったやつを組付け段階で傷つけてしまって塗装し直し・・・、とか全然あり得るので前者でやる場合はほんとに気をつけないとですね・・・；

というわけであとはいつも通りの下処理＆塗装、組付けをしまして作業完了となります！
本当にお疲れさまでした・・・；

フレーム修正機をつかうような修理は年に１回あるかな？程度なので、あまり慣れないのですが大変な分終わった後の達成感もひとしおですねぇ・・・。


というわけで今回の作業は以上となります！
コチラがいくら気を付けていてももらい事故というのはありますが、
皆さんも事故にはくれぐれも気を付けて休暇・旅行を存分に楽しんできてくださいね～(n*´ω`*n)

それではまた～！

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