メルセデスベンツ　Ｍクラス　ML350 W166 燃料漏れ　高圧燃料ポンプ交換　エンジン異音　圧縮漏れ　インジェクター交換　福島県　白河市　輸入中古車販売店　輸入車修理｜車検・点検・修理のグーネットピット

メルセデスベンツML350 の修理になります。

燃料漏れの点検修理でお預かりした車両になりますが、燃料漏れに加えエンジンからの異音も発生していることが判明し、同時修理になりました。

まずは燃料漏れ箇所の特定になります。
車両をリフトアップし、アンダーカバーを外して点検を進めていきます。

高圧ポンプ付近から漏れていることまでは判明しましたが、ポンプ本体なのか接合する配管やゴムホースなのかの判断が非常に難しかったですが、やっとポンプ本体から漏れたとこを目視確認出来たため、ポンプ交換になることをオーナー様にご報告させて頂きました。

合わせて接合部のホースからも滲みがあるので、同時交換をお勧めさせて頂きました。

古いポンプから圧入されている駆動ギアを新品ポンプに移植します。

エンジンに組付て交換作業完了です。

続いてはエンジン異音の原因を確認していくと、インジェクターから圧縮漏れの症状が発生していることが左右バンクの2番と6番で判明しました。

圧縮漏れの原因は色々考えらるため、作業前にオーナー様に修理費用とリスクの提案をさせて頂き、ご理解を頂き修理を開始させて頂きました。

インジェクターを特殊工具て外すと2番も6番もガスケットが画像のように変形していました。

何故このような変形になったのかは原因不明です。

インジェクター本体もカプラー部が熱により変形したり、先端部が新品に比べると痩せていたため、2本共に新品に交換しました。

インジェクター組付前にカーボンスラッジなどがへばりついているため、洗浄剤で念入りにシリンダー内やヘッドを掃除しました。

全て組付作業を終えてエンジン始動です。
燃料漏れと圧縮漏れが無いかを同時点検していきます。

燃料漏れはもちろんですが、ヘッドとガスケットの合わせ面が心配でしたが、圧縮漏れも無事に完治しました。　

インジェクターの噴射量なども確認し、全ての作業が完了しました。

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