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メルセデスベンツCクラスの修理です。

走行中に水温が上昇し警告が出たため緊急入庫になりました。

今回は当社販売車両で補償対象車両のため、修理は全て補償で対応する案件になります。

まずは車両診断テストを実施していきます。
水温上昇を引き出すエラーコードは一切確認が取れない状況です。

診断機を使い電動ウォーターポンプを強制作動させると動いていないことが判明しました。
カプラーに電源がきいていることを確認したため、ユニット本体の故障と判断しました。

今回はウォーターポンプに加え二字トラブル回避のため、サーモスタットスタッド、水温センサーを新品に交換することにしました。

ウォーターポンプを交換していきます。

新しいポンプユニットは形状などが異なっていてます。
なんらかの対策品になっているようです。

取り外したポンプは内部ブレードが完全に固着していました。

続いてはサーモスタットスタッドハウジングと水温センサーを交換していきます。

水冷インタークーラーやインテークマニホールドなどかなりのパーツを外す必要があります。

マニホールドやスロットルのガスケットは新品に交換です。

冷却ラインを真空引きし冷却水を補充して完了です。
エンジン始動前に診断機でウォーターポンプの作動テストを行うとポンプが作動し冷却水が流れてる音がしっかり確認できました。

エンジン始動で水温をモニターし問題ない事を確認し、エラーコードを確認して修理作業完了です。

最後にバッテリーマネージメントを行い全ての作業が完了です。

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