BMW Z4 E85 ソフトトップが閉まらない　ソフトトップ修理　ポンプ交換　シリンダー交換　DSC故障　DSC回転センサー不良　福島県　白河市　パーツ持込　輸入車修理　輸入車メンテナンス｜車検・点検・修理のグーネットピット

BMW、Z4のソフトトップ修理とDSCシステム点検です。
最近中古車として購入されたお車らしいです。

今回はグーピットからお問い合わせ及びお見積依頼を受け、修理来店頂きました。

今回は油圧ポンプを持込での交換依頼でした。

オーナー様が色々お調べしてポンプ故障とご判断してのパーツ持込でしたが、シリンダーや配管の故障の可能性もあることはお伝えして、お車をお預かりしました。

修理開始で室内のソフトトップ開閉スイッチを押しますが全く反応がない状況です。

とりあえず手動でソフトトップを開けて色々確認していると、開閉スイッチを押すとポンプの作動音がすることが判明しました。

シリンダーを確認していくと運転席側シリンダーからオイル漏れが確認できました。

原因はポンプでは無く、シリンダーからのオイル漏れで油圧が無くなり、開閉不良になっていると推測されます。

オーナー様に状況をご説明してシリンダーを取り寄せて本格的に修理開始です。

今回オイル漏れが確認出来るのは運転席側シリンダーですが、リスクを考えて助手席側も交換することになりました。

シリンダーは純正品しかなく片側12万円になります。
素晴らしい金額にちょっとびっくりしましたが。

ボディやガラスをかなり厚めに養生して作業です。
ここからはかなり大変な作業のため、作業画像を撮ってる余裕がありませんでした。

1枚目がシリンダー画像ですが。アタッチメントと内部あたりから完全にオイルが漏れいることわかります。

外したポンプはまさかまさかの状態で、かなり綺麗な状態でした。完動品になります。

作業完了でソフトトップも開閉可能になりました。

続いてはDSCシステムの点検です。

DSCボタンを押すと通常であれば、メーターにDSC解除ランプが点灯しますが、全く何も反応がない状態です。

診断機でエラーコードを確認すると多数のエラーコードがあるため、一旦リセットです。
リセットをしてもDSC回転センサーのコードはリセット出来ない状況です。

最初、スピードセンサーかと思いましたが、調べていくとABSユニットにDSC回転センサーなるものがあることが判明しました。

部分が9万円程度になるため、オーナー様にご相談すると、こちらは次回に修理となりました。

最後に作業中はバッテリー端子を外していたため、診断機で車両状態に問題無いことを確認して、全ての作業が完了となりました。

ソフトトップも開閉可能になったので、これからの時期は最高ですね。

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