アウディ TTRS エンジンチェックランプ点灯 原因追求 バンク1リッチ プラグ交換 エアークリーナー交換 エンジンオイル交換 福島県 白河 TOTALオイル取付店 輸入車メンテナンス｜車検・点検・修理のグーネットピット

アウディTT RSの修理です。

前回はエンジンチェックランプ点灯でご来店頂き、診断機でエラーコードを確認しました。
バンク1リッチとだけ表示されたので、一旦リセットしオーナー様に15分位試乗してもらうも、再点灯は確認出来なかったので、様子をみて頂くことにしました。

2日ほど経過でエンジンチェックランプ再点灯のようで、走行距離にして50キロほどだそうです。

再度ご来店頂き、エラーコードを確認するとやはり、バンク1リッチと表示されていました。

お車をお預かりして原因追求開始です。

通常であればO2センサーを疑うのが普通だと思いますが、整備記録簿を確認すると前回車検時、5000キロ前に純正センサーで交換記録が確認できました。

まずは診断機でO2センサーやエアマスセンサーなどの数値などをグラフ化させてモニタリングです。

数値から判断するとセンサー数値に異常は確認出来ませんでした。

確かにO2センサーでリッチ側に数値が動いているのは確認出来ましたが。

続いてはメカニカルな部分の確認です。

プラグとエアークリーナーを確認です。
プラグは消耗確認できましたが許容範囲内でした。
しかし、外し時に5本とも締め付けが甘いような違和感をかなり感じました。

エアークリーナーは結構汚れていました。

エアークリーナーの汚れも気になるところですが、プラグの締め付け具合も気になります。

オーナー様に状況をご報告して、エアークリーナーとプラグを新品に交換することをご理解頂きました。

プラグは消耗も確認でき、純正品でいつから交換してないのか不明なため新品に交換しました。

今回完了です。
まずは診断機で状態確認を行いますが、エンジンチェックランプは点灯しません。

ロードテストを行います。
実は交換完了後既に5日が経過しています。
毎日ロードテストを繰り返し、走行距離は150キロを超えましたが、エンジンチェックランプは一切点灯していない状況です。
もちろんロードテストの件はオーナー様にご理解を頂いてになります。

現時点で考えられる修理は行い、チェックランプも点灯しないことから、一旦修理終了とし、通常メンテナンスを開始です。

メーターにもスパナマークが出ています。
エンジンオイルとオイルエレメントの交換です。

オイルはTOTALの5W-40をチョイスです。

交換完了後はしっかりメンテナンスリセットです。

メーター内のスパナマークも消えました。
オイル交換したのに、スパナマークが点灯したままでは気分的に嫌ですよね。

さて作業が全て完了ですが、今回は診断機で明確な故障原因がわからないまま、経験から判断し部品を交換しているため、オーナー様にはご理解を頂き、引き続き様子をみて頂くことにして、ご納車させて頂きました。

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