ECUが12Vバッテリの劣化を判定！N－BOX ｜車検・点検・修理のグーネットピット

スキャンツールG－SCAN.Zを使用したホンダN－BOXカスタムのバッテリーの劣化状態の診断です。エンジンデータ表示項目（13/14）・アイドリングストップ禁止（バッテリー電圧低下）・アイドリングストップ禁止（バッテリー劣化）現在値に【禁止】の判定結果です。エンジン始動毎に12Vバッテリの※内部抵抗値が更新、記録され抵抗値の平均値がしきい値を超えるとECUが12Vバッテリの劣化を判定します。

※内部抵抗…とは、バッテリー内部にある抵抗で、電流が流れるときにバッテリーがどれだけエネルギーを失うかを示しています。

アイドリングストップは、駐停車や信号待ちなどの間にエンジンを停止させることで、アイドルストップとも言います。スターターモーターの使用回数が、増加することに伴って、大容量のバッテリーや専用バッテリーを搭載するものもあります。

現在値に【禁止】この意味は、
内部抵抗の平均値がしきい値を超えるとアイドルストップ制御を禁止します。

健全性は43%、新品時の性能の半分程度に劣化している状態です。

お客様から交換のご依頼を頂いて、バッテリー交換作業に入りました。

バッテリーを取り出して、

（手前）これから設置する新しいバッテリー
（奥）交換のため、外したバッテリー

新しく設置します。

バッテリー交換完了

ECUに記録された内部抵抗値は、12Vバッテリキャンセルおよびリセットを行っても消去されません。12Vバッテリ内部抵抗値リセットは次の通りです。
1.電気負荷A/C、ヘッドライト等を全てOFF
2.イグニッションOFFモード→イグニッションACCモード→イグニッションONモード
3.エンジン始動しアイドリング状態を1分間保持する。
4.イグニッションOFFモード
5.2.から4.までを４回以上繰り返し行います。
6.イグニッションONモード
7.アイドリングストップ禁止（バッテリー電圧低下）の項目を確認する
8.イグニッションOFFモード

現在値が正常になりました。これで12Vバッテリ内部抵抗値リセット完了です!

バッテリーの取り外しと取り付けには、
いくつかの警告と、
いくつもの注意事項があります。

当社に点検・交換をご依頼ください。

指定自動車整備工場 ランクアップ
TEL 0186-45-0101

当社【ランクアップ】は、
　　◆定められた基準を満たし東北運輸局長から【指定自動車整備事業】の
　　【指定】を受けた工場です◆

• バッテリー交換
• アイドリングストップ禁止
• バッテリー電圧低下
• 内部抵抗値リセット