安全に走行できる状態か 　ｱﾙﾌｧｰﾄﾞ法定12ヵ月点検②｜車検・点検・修理のグーネットピット

トヨタアルファードの車検から1年後の【法定12ヵ月点検】作業です。
安全に走行できる状態か ①の点検では、
ヘッドランプ等各ランプの汚れ・損傷点検とエンジンルーム点検　
から足廻り点検までお見せいたしました。
②はブレーキ分解点検清掃整備作業です。

【法定点検】の点検区分は、3ヵ月、6ヵ月、1年(12ヵ月)
で、車種により定期点検の間隔が決められています。
一般の乗用車(マイカー)は1年(12ヵ月)の点検です。

車検は、『保安基準に適合しているか』を検査するもので、
法定点検は『安全に走行できる状態か』を確認する健康診断です。
点検後は…
【ブレーキパーツの汚れや錆を落としグリスを塗布する作業があります】

ブレーキパッドとキャリパーブラケット（マウンティングブラケット）の接
触面にグリスを塗布することで、サビによる固着を防げます。
固着は、ブレーキの引きずりと言ってブレーキ装置の解除が不完全なため走
行中も制動力が作用している状態となって（ブレーキがかかったままの状態）
ブレーキパッドの早期摩耗の原因になります。ブレーキパッドとシムの間に
グリスを塗布することで振動も抑えられ、ブレーキ鳴きも防ぎます。
車検から１年後の【法定12ヵ月点検】でグリスを「再塗布」するんです!

⇧・ディスクブレーキキャリパ ブーツ
　損傷・劣化の確認

⇧・ディスクブレーキキャリパ ピストン　
　動き　ブレーキ液（ブレーキフルード）の
漏れがないか確認　

⇧・ディスクブレーキキャリパ スライドピン　
　動き点検　　　

ブレーキパッドの厚さ
⇧前輪左9.0ｍｍ　前輪右9.0ｍｍ

⇩後輪左8.0ｍｍ　後輪右8.0ｍｍ

後輪ブレーキ分解点検
前輪と同様に点検します。

⇧タイヤの溝の深さ計測
前輪左5.5ｍｍ　前輪左5.5ｍｍ
後輪左5.5ｍｍ　後輪右5.5ｍｍでした。　

タイヤの使用限度は残り溝1.6ｍｍ
「1.6ｍｍ」これは道路運送車両の保安基準第9条に規定されております。

ブレーキに点検、計測の結果に問題はありませんでしたので
ブレーキの清掃整備作業に入ります。
ブレーキディスクとシリンダーマウンティングを外して錆を
落としていきます。

ディスクシリンダマウンティングも錆を落とします!

清掃を終えたブレーキパーツの組み付け

ブレーキパッド清掃

ペーパーやブラシを使用し…

エアダスターガンで除塵します。

ブレーキパッドにグリス塗布作業
ブレーキパッドとシムの間に
グリスを塗布することで振動も抑えられ、ブレーキ鳴きも防ぎます。
車検から１年後の【法定12ヵ月点検】でグリスを「再塗布」するんです!

スライドピン清掃後　グリス塗布し組み付け

キャリパを戻してブレーキ清掃整備完了です。
後輪ブレーキも前輪と同様に清掃します。

作業が続きます!

清掃整備されたブレーキの効き具合をテスター確かめます。

*****　 NEXT　 ***** 　
　　　　　⇩
　こちらからどうぞ　⇨　まもなく　公開いたします!

• 法定点検
• 法定12ヵ月点検
• １年定期点検
• トヨタ
• アルファード