4輪トータルアライメント測定調整　C X －６０｜車検・点検・修理のグーネットピット

足まわりを変更したときはアライメント値が変わってしまうので、
アライメント測定調整が必要になります。
アライメント値は…
自動車メーカーによって車種ごとに最適な数値が指定されており、
ホイールのリム部にセンサを取り付けて角度位置量を光学的に検出します。

前後のアライメントがずれていると、
走行中にハンドルが取られたり、
タイヤの偏摩耗を起こしたりする原因となります。

◆微妙な歪みを調整することで正しく配列され直進時はハンドル、ステア
リング系の中心が合うようになります。また、「タイヤを長持ちさせる」こ
とができます。
タイヤの異常摩耗で外側摩耗の発生は、トーインまたはキャンバの過大で、
内側摩耗はトーアウトまたはマイナスキャンバの過大が原因です。

メーカー指定空気圧 250kpaに調整

タイヤ空気圧のチェックと
下廻り足廻りの目視点検を行い
問題がなければ…測定作業に進みます。

センサーが取り付けられました!
ローリング補正作業

キャスター測定

アライメント測定結果です。
車両測定値が許容範囲を超えると
バーグラフ全体が赤色に表示されます。
カーメーカーの基準値範囲内のデータは
緑色枠で、基準値外のデータは赤色枠で
表示しています。基準値のない測定値は
黒色文字で表示となります。
キャンバーの調整がない車両ですが、
バーグラフは緑色で基準値内です。
右トーインを基準値に調整してまいりま
す。問題なのがスラスト角です。
スラスト角というのは後軸が偏向している
角度で車両中心線と後軸中心の進行方向と
がなす角度で表されます。スラスト角があ
ると後輪と車体の進行方向とが常にズレて
いる事になり特に直進性に大きく影響を及
ぼします。車が斜めッて走ってしまうので、
ここはしっかり補正ですね。



つづいて…前輪のアライメント測定結果です。

〈キャンバー角〉は、車を正面から見たときのタイヤの角度
ホイール中心面の上部が外側に開いているのをプラス〈ポジティブ〉
下部が外側に開いているのがマイナス〈ネガティブ〉としています。

〈トー角〉は、車を真上から見下ろしたときのタイヤの向き
ホイールの前端が後端より狭くなっているのが〈トーイン〉
ホイールの前端が後端より広くなっているのが〈トーアウト〉

〈キャスター角〉は、車を真横から見たときのサスペンションの角度をいいます。
操舵の回転軸をキングピン軸と言って前輪のキングピン軸は上部が後方へ傾いて
いるのが一般的です。この傾きがキャスター角です。
角度を付けることで直進安定性を保つ役目を果たします。キャスター角のわずか
なズレは、トーとキャンバーのアライメント調整で補うことができるんです。

前輪測定結果
右トゥ＝トーアウト　左＝若干、イン側に向いています。
基準値に目標調整いたします。

⇧　　　　　　⇧
後輪の調整から…

リモートインジケーターを確認しながらトゥ調整
後輪からは本体画面CRTが見えにくいのでLEDリーモート
インジケーターを見ながら調整しています。

こちらが後輪　調整後のデータ
トゥ（トー）のバーグラフが
赤から緑色に変わりバーグラフの矢印は基準値を捉えて
スラスト角もゼロになりました。これがアライメント調整です!
スラスト角とは…ボディーの中心線から
どれくらいズレているか表す数値でゼロに
近いほど正確に直進走行が行えます。

⇧　　　　　⇧　　　　　⇧
つづいて前輪　調整作業と

キャスタ　再測定 ・ハンドルセンターの診断
　　　　　　

前輪調整後のデータ
すべて基準値内に調整できました!

カムシャフトカムボルト取り付けナット締め付け
規定トルク131.5N・ｍ　

マツダ　C X －６０
４輪トータルアライメント測定調整作業でした。

試乗テストでは、
ハンドルセンターの確認やハンドルの取られがないか、安全確認し
納車となりました。
自動車メーカーによって車種ごとに最適な数値が指定されています。
ホイールの向きや角度などを調整し揃えて、本来の走りを取り戻す作業
がアライメント調整です。

４輪トータルアライメント測定調整のご予約は、
TEL 0186-45-0101
指定自動車整備工場　ランクアップ
秋田県大館市柄沢字丸山下236番地1

当社【ランクアップ】は、
　　◆定められた基準を満たし東北運輸局長から【指定自動車整備事業】の
　　【指定】を受けた工場です◆

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