ﾏﾂﾀﾞ　アクセラ　ﾄﾞｱのｷｽﾞ・へこみの板金塗装修理　上田市のお客様｜車検・点検・修理のグーネットピット

マツダ　アクセラのドアに「鋭いｷｽﾞ・凹みがをつけてしまった」ということで上田市のお客様から修理のご依頼をいただきました。

車両保険をつかいたくないので何とか自費でキレイに直してほしいとのことです。

がんばりましょう＾＾

修理期間中は無料の工場代車でしのいで下さいね。。

左リヤドアのハンドル下部に大きな凹み、左リヤフェンダーにも続きで鋭くつぶれた凹みがあります。

リヤドアを開けると、内側まで損傷が及んでします。

事故から2週間ほど経っているのでﾎﾞﾃﾞｨｰが錆びてきています。早めに直しましょう！

まずは傷んでいる塗装面を削ります。錆びている場所も念入りに剥離(ハクリ)します。

次に鈑金作業、鉄板を溶接して引っ張る作業を繰り返して徐々に輪郭を取り戻します。

写真は板金作業終了時です。

ﾄﾞｱの内側の段の部分は硬くて作業し辛いですが、この作業を中途半端にしてしまうと後で3倍苦労しますので念入りに作業します。

次はﾊﾟﾃによる成型作業です。

ﾎﾞﾃﾞｨｰの滑らかな形を再現するために粘土のような成型材を使って彫刻のように整えていきます。

パテにも種類が沢山あります。最初は硬く、強度のあるカーボン繊維の入ったパテ(鈑金ﾊﾟﾃ)をつけて乾燥、研磨をしていきます。

板金パテを研ぎあげたら、より目が細かく、再現性のよいパテでさらに形をキメていきます。

右側と形が合うように、ドアとリヤフェンダーの高さ、隙間が合うようjに慎重に削ります。

ﾊﾟﾃ研磨が終わったら、上の写真のように「ｻﾌｪｰｻｰ」という液体のパテようなモノを塗装します。

そしてまた乾燥、さらに目の細かい番手で研ぎあげます。

実に時間のかかる地味な作業ですが、仕上がりを左右する大事な作業です。

塗装作業完了の写真です。

今回は３ｺｰﾄﾊﾟｰﾙという種類の塗装で、色あわせも難易度が高い上に、パール(キラキラした粒子)感を再現するまで時間がかかります。

色差が出ないよう隣同士のﾊﾟﾈﾙまで馴染ませます。

一定の温度以上で分子レペルで硬化する高級クリアーを使用しています。

塗装後のトラブルを避けるために入念に焼き付けて乾燥させます。

塗装膜が完成したらﾎﾞﾃﾞｨｰの磨き込み、はずした部品の組上げ、鈑金箇所の防錆、
技術スタッフ間による最終チェックを経て納車します。

いかがでしょうか、タイヤハウス上のﾌﾟﾚｽﾗｲﾝも再現し、何事もなかったかのような気分になっていただけると思います。

上田市からのご依頼ありがとうございました！