メルセデス・ベンツ　ＣＬＡクラス　サンシェード故障　ルーフライニング脱着　サンルーフ修理　サンルーフワイヤー交換　ベンツシェード修理　｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回はメルセデスベンツCLAのサンルーフシェード故障による交換作業を紹介して行きます。

輸入車あるあるの作業でもあり、ベンツやBMWなどにはよくある不具合と言っても過言では無いでしょう。

当社では国産車だけでなく輸入車全般での修理業務を行っておりますので今行っている車屋さんで受付をしてもらえないなど修理先が決まっていない方がいましたら気軽にご相談ください。

お預かりに際しては無料の代車をご準備してお待ちしております。

まずは入庫時の状態をご覧ください。
サンルーフの巻き取り部分が破損して外れてしまいくるくる巻き取れてしまっています。

これのせいでシェードは動かずルーフのガラスのみが開閉すると言う状態が続いていました。
流石に夏場は日光も入り込むことから修理ご依頼を下さり今回交換をすることになりました。

よくある故障ではありますがシェードがダメになる場合やルーフレール及びモーターなどがダメになる場合もあり、要因は様々ですのでそれに沿って修理金額も大きく変動します。

まずは信頼できる車屋さんにてお見積もりをお願い致します。

それでは早速修理に取り掛かっていきましょう。
まずはサンルーフのガラスを取り外します。

ガラス自体の脱着は簡単でチルトにてガラスを持ち上げたのち、前から固定しているボルトを左右4本取り外します。

ボルトが外れたら両端から2人がかりでガラスを後方へスライドさせてそのまま抜き取ってしまいましょう。

サンシェードのみを交換する場合だとここからシェードの交換をすれば作業は完了ですが、基本的にサンシェード自体が対策品に変わっており、シェードを動かしているワイヤーも同時交換しないといけないことからルーフライニングを落としてモーターを脱着する必要があります。

そのためここからはルーフライニングを落とすと言う作業に取り掛かっていきます。

基本的にルーフライニングの全てを落とす必要は無く隙間から作業ができますが、落としてしまうのもそんなに手間ではないので、今回は下に落としてしまいます。

まずは運転席上にあるコントロールパネルを取り外します。
コントロールパネルの取り外しに至ってはルーフライニング側から爪ではまっていますので、隙間からピン抜きを入れて爪を外します。

無理に押し下げると爪が破損して取り付けができなくなってしまうので要注意。
こんな感じで下に落ちたらコネクターを抜き取ってコントロールパネルを外してしまいます。

次にサンバイザー・Aピラー及びBピラーを外して行きましょう。
その流れで2列目のシートを倒して後方のピラーも取り外しておきます。

それぞれ部品が外れたらライニングを押し下げてごっそり落としてしまいしょう。

この方がモーターの脱着はしやすいのとルーフライニングが折れてしまうのを防ぐため作業性は良いです。

ルーフライニングを車外に出す事は難しいのでそのまま置いておきながらシェードを動かしているワイヤーを外すためにモーターを取り外します。

本来であればモーターも交換しておく方が良いのですが、現時点で問題なく作動しているので交換せずに再利用します。

モーターを外し破損したサンルーフシェードも外しワイヤーを引き抜きます。
冒頭にも書きましたがシェードを動かしているワイヤーも交換しますので新しいワイヤーを入れておきます。
左右でワイヤーの長さが違いますのでご注意ください。

ワイヤーを入れたら新品のシェードを取り付け、ビスでワイヤーに固定します。
モーターを取り付けする前にシェードの位置を正しい位置に合わせておきましょう。

右側が従来のワイヤー
左側が対策品のワイヤーです。
ちなみに金額はシェードが7万円弱
ワイヤーが8000円程です。
部品代だけでも約80,000円ほどしますので、少し高額な修理にはなってしまいます。

あとはサンシェードの位置が決まればモーターを取り付けておきます。
この時点で動作確認を行い最終組み付けへと移ります。

取り外した逆の手順で
ワイヤー→シェード→モーター→ルーフライニング→その他内装パーツ→ガラスを組みつけます。

非常に高額な部品構成ですので破損には充分気をつけて組み付けを行ってください。

最後に最終の動作チェックと挟み込み防止機能のリセット・水入り点検を行い診断機にてエラーコードが検出されていないかチェックをして作業は終了となります。

部品によっては純正品だけでなく優良品や中古部品等のご提案もさせていただきますので気軽にご相談ください。

作業を行う前は必ず先にお見積もりをさせていただきます。
新品部品や中古部品、場合によってはリビルド品など様々なパターンのお見積もりを作成してお客様と打ち合わせを行います。

あと数ヶ月しか乗らないのでお安く修理して欲しい。
または、これからも長いこと乗っていきたいのでしっかりと新品を使って修理してほしい。

などお客様それぞれに合った修理方法をご提案をさせていただいております。

作業のご予約やご相談はInstagramのダイレクトメールで受け付けています。鈑金、塗装、車検整備、24時間レッカー、カスタム、コーティング、ラプターライナー、持ち込みパーツによる部品交換など、すべてを自社工場で自社スタッフが迅速に対応します。多くのスタッフがトヨタディーラー出身で、国産車や輸入車問わず多くの依頼に対応していますので、お困りの際は気軽にご相談ください。

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