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アウディ　Ａ４アバントのエンジン不調でご入庫頂きました。

今回、グ－ピットを見ていただき初めてのご依頼です。

早速点検していきます。

オ－ナ－様からイグニッションコイル＆スパ－クプラグは交換済みとのお話でしたが

１気筒死んでる感じでしたので、診断機にて確認すると全シリンダ－にミスファイア入力がありましたが、ミスファイアのカウンタにて１番シリンダ－の不具合であることが分かりました。

プラグを全数外し確認すると１番シリンダ－プラグのみ濡れています。

ほかのシリンダ－はかぶってる感じはありましたが、プラグテスタにかけると１番のみ点火火花が飛びませんでした。

簡単に清掃し確認すると、点火火花が飛ぶようになりました。

エンジンコンプレッション（圧縮）点検

上から

1番シリンダ－　14.0kpa
2番シリンダ－　14.8kpa
3番シリンダ－　13.0kpa
4番シリンダ－　14.2kpa

測定数値で上限と下限の差は2.0kpaに近いぐらいの差があります。

エンジン本体不良の可能性が高いですね

清掃したプラグを取付けてエンジン暖気し、エンジンオイル量確認します。

エンジンが温まらないとオイル量が確認できない、オイルレベルゲ－ジが無いタイプなので困ります

清掃したプラグでエンジン始動すると白煙が大量に吹き出しました。

暖気完了後、オイル量点検

エンジンオイルがゲージの下限に無い状態でしたが、エンジンオイル１Ｌで最大まで上がりました。

この後、エンジンをかけた状態でエンジン不調にならなければ、しばらく様子を見て頂く予定でしたが、３０分ほどアイドリングさせておくと、やはりエンジン不調となり最大まで補充したエンジンオイルは、最大と最少の半分まで減っていました。

オ－ナ－様と相談し、今回の点検はここまでとなりました。

ご入庫ありがとうございました

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