- エンジン関連修理・整備
2020年05月14日 16:55ダイハツ ハイゼット S321V オイル交換 バッテリー交換
今回はダイハツ ハイゼットのオイルとバッテリー交換です。
ウチのお得意様なんでオイル管理もしっかりしており、漏れなどの問題もないので依頼通りの仕事です。
5000キロも走っているので汚れていますが、過走行ではないので違和感は無いですねw
ドレン・パッキンは交換必須です。
ダイハツはコーティングをしたパッキンを使っていますが、ノンアスタイプの方が優しいのでこっちに交換しています。
因みに古いのも新品もノンアスタイプです。
ハコバンなんでシートを倒してエンジンにアクセスします。
オイル・フィラー・キャップは助手席側にあります。
最近はタイミング・チェーンなんでオイルを入れるのが楽ですw
運転席側にバッテリーがあります。
これから交換していくわけですが・・・
このような機器をつないでから端子を外して交換してしまいます。
今の車はキーを抜いていてもECUやナビに電気を供給しています。
その電気で今までの車の状態等のデータを保存しており、いきなりバッテリーを外して電気の供給が無くなると初期化されてしまいます。
そこで電源を供給する機器をつなぐことで初期化しないようにします。
バッテリー交換でもう一つ注意するべきことがサージです。
これは負荷のある回路に急に電気が流れる事で通常より高い電圧、電流が流れる事です。
車ならバッテリーを繋いだ時に火花出る瞬間が分かりやすいかと。
そのサージのせいで車に付いている負荷のある回路、ECUやナビ等が壊れてしまう事があります。
この機器はそれも防いでくれるスグレモノです。
・・・そんな訳で機器をつないで交換し、エンジンをかけて問題なければ終了です。
「バッテリーの交換なんて簡単に出来るわ」と言われる方もいらっしゃいますが、今の車は随分と繊細なんで気を付けないといけません。